「名刺代わり程度のホームページなら作らなくていい」
そのような噂がありますが、本当でしょうか?
小さな会社や事業者ほど必要だと考えています。
ホームページは、信頼に関わる大切な情報発信の場だからです。
- 名刺代わりのホームページがあったほうが良い理由
- メリットとデメリット
- 過不足なく作るための名刺代わりホームページのコツ
について解説していきます。
ホームページがないと
信用してもらえない
「ホームページがないところには
依頼できないと言われました…」
「同業の人に聞いたら、最近はホームページから
お客さんが来るほうが多いらしくて…」
「ホームページがない会社は
信用できないと断られてしまって…」
このようなご相談は1件や2件ではありません。
信頼できる事業者かどうか、
ホームページを見て判断する人が
増えているということでしょう。
名刺代わりのホームページ
名刺代わりのホームページとは、
会社案内、事業の紹介のために作成する会社の公式ホームページ
のことです。
コーポレートサイトとも呼ばれます。
「どのような会社か」を表す、
インターネット上での「会社の顔」
として存在します。
シンプルな内容で構成され、
複雑なシステムを
取り入れないのが一般的です。
ホームページを作る
メリット
会社に対しての信頼度が上がる
会社案内用のホームページは
信頼を獲得します。
きちんとした会社という
プラスのイメージを残しやすいのです。
ホームページを見れば、
コンセプトや会社概要、
実績などを見られます。
お客様や取引先は、
「この会社に依頼したらどうなるか」
をホームページを見ながら
イメージできるのです。
営業がうまく進んでいたけれど、
最後の最後にホームページの有り無しで
ライバルに落とされてしまうこともあります。
インターネット上に、
自社公式の正しい情報を載せられる
名刺代わりのホームページなら、
公式情報として信頼度の高い情報を
インターネットに向けて発信できます。
他の人がまとめた情報は、
間違いが少なくありません。
大手クチコミサイトや地図サイトの情報が
間違いだった経験はありませんか?
電話番号や住所など、
ちょっとした基本情報であっても、
自社からの正しい情報を
発信することは重要です。
ホームページがなければ、
根拠として公式サイトを
参照してもらうことが
できなくなってしまいます。
緩やかに集客力が高まる
ガツンと力を入れてマーケティングをしなくても、
インターネット上に
公式ホームページが出ることで
自然と集客力がついてきます。
地元の人がサービス名で検索
会社名で検索
リンクされていたホームページから訪問
これらを経由して
問い合わせが来るのは、
ホームページが存在するからです。
サービス・商品を知ってもらう
きっかけが増える
ホームページで認知度を
高めることができます。
これまでの営業方法では届かなかった人に
情報を届けられるからです。
また、既存のお客様や取引先にも
ホームページが効果を
発揮することがあります。
特定の商品やサービスしか
利用していなかった方が、
ホームページを見て
別の商品やサービスに
興味を持ってくれることがあるのです。
チャンスが広がるタイミングですね。
ホームページを作る
デメリット
効果を数字で判断しにくい
商品の購入や予約申し込み件数などのように、
はっきりした数字として効果が
見えにくいのが難点です。
だからといって重要度が
低くなるわけではないことにご注意ください。
名刺代わりホームページは、
「会社への印象」に影響するので、
見てもらうことに価値があります。
ホームページ立ち上げに
お金と手間がかかる
避けて通れないのが
「お金」と「手間」です。
大まかに説明すると、
ホームページにはこのような
「お金」と「手間」がかかります。
【お金】
制作費用
完成後の維持管理費用(必要な場合)、
または更新費用
ドメイン・サーバー費用
【手間】
資料準備
打ち合わせにかかる時間
ホームページの存在は年々大きくなっており、
今は作ったほうがメリットは
大きいと考えられます。
ただし、闇雲にお金をかければ良いわけではありません。
ホームページに時間ばかり割き、
手をかけてばかりもいられません。
事業を順調にさせるために、
どの程度捻出するか
「費用対効果」を考えて
取り組むのが良いでしょう。
信頼を得られる
ホームページは
どのように作る?
自社の強みや特徴が
わかるホームページにしよう
名刺代わりホームページにおける
一番の目的は「信頼されること」です。
そのために、ホームページを見れば
自社の強みや特徴がわかるようにします。
会社の特徴がわかることが、
信頼を引き出すきっかけとなるからです。
・自社のコンセプトや特徴を
表現するキャッチコピー
・自社の雰囲気が伝わるような
デザインとテーマカラー
「不動産会社だけれど親しみやすそう」
このような印象は、
ぱっと見で判断されます。
キャッチコピーやデザイン・色は、
会社のイメージを瞬時にイメージ付けます。
指名検索で表示されるようにしよう
指名検索とは、会社名で検索したら
結果に表示されることです。
例えば、
「株式会社Cyber Cats」と検索すると、
当社のウェブサイトが
検索結果に表示されます。
会社名、サービス名で検索して
辿り着いてもらえるように制作しましょう。
あなたの会社について知りたい人が
検索を通じてアクセスする機会を逃しません。
「地域名+サービス名」
でも表示できればなお良しです。
更新の頻度など、
運営の方針に合う予算を考えよう
名刺代わりのホームページは、
毎月何度も更新が
必要になることはあまりありません。
頻繁に更新をしなければ、
毎月の管理費用が安いところか、
作り切りで必要な時に
依頼するスタイルのところがオススメです。
ホームページにかかる費用は、
上述の通り
制作費用
完成後の維持管理費用(必要な場合)、
または更新費用
ドメイン・サーバー費用
で成り立っています。
大体、3年から4年が
ホームページの耐用年数と言われます。
3年間でかかるトータル費用を想定しながら
予算を考えればよいでしょう。
独自ドメインでホームページを持とう
ホームページは消耗品ではありません。
数年かけて運営し、価値を高めていくものです。
ですから、自分の会社だけが持つ独自ドメインを
保有することをおススメします。
独自ドメインではないホームページも、
閲覧に問題はありません。
しかし、信頼は低くなりがちですし、
自社ホームページの価値を
高めるのが難しくなります。
また、ホームページ所有権の面で
トラブルが発生しやすいのも
オススメしない理由の一つです。
ホームページに盛り込むべき
コンテンツとは?
どのようなコンテンツを
盛り込めば良いでしょうか。
シンプルながら、会社を理解してもらうために
過不足なくコンテンツを作りたいですね。
会社を紹介するホームページとして
適したコンテンツをご紹介します。
構成の参考になさってください。
事業内容の紹介
コンセプト
会社概要、沿革
代表あいさつ
実績紹介
スタッフ紹介
サービス利用の流れ
よくある質問
問い合わせ、コンタクトフォーム
制作はプロに依頼すべき?
自作すべき?
ホームページ制作会社に依頼するか、
作成ツールやサービスを
利用して自社で制作するか、
どちらが良いのでしょうか?
判断に困ったら、目的に立ち戻って
考えるのがオススメです。
「しっかりした事業をしていることを示す」
ために制作するのが
名刺代わりのホームページです。
この目的を念頭に置きながら、
以下を判断材料に決めてみましょう。
求めているホームページの品質
ホームページ作成と維持にかけられる予算
ホームページ作成にかけられる労力と時間
制作会社に依頼すると、
プロが制作するため
品質の高いホームページを
手に入れられます。
しかし、自作するより
予算がかかることは避けられません。
お金の面を解決するために、
無料ホームページサービスで
作成する方法があります。
その場合は、
依頼するよりも手間がかかります。
一概には言えませんが、
どうしても全体に素人っぽさが
出てしまうことが多いものです。
ビジネスにおいて、
信頼を築くことの大切さと難しさを
知る方は多いのではないでしょうか?
有名企業や大手企業とは違い、
中小企業や個人事業主は、
自社でホームページを運営することで
信頼につなげることができます。
ホームページやブログ、SNSなど、
自社が独自に発信するメディアの
注目度と重要性は年々高まっています。
シンプルでもインターネットの顔として
活躍してくれますから、
ぜひホームページを作りましょう。
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