想いをカタチにする社長 -358ページ目

物事の順番

数年前の出来事。。。

自分 「山の登り方???」
上司 「そう、山の登り方って知ってますか?」
自分 「ん?山の登り方ですか・・・・」
上司 「そう、登り方です。」

何?登山好きなのかな、○○さん・・・。
俺、あんま登山に興味ないし・・・。
困った。。。

自分 「○○さん、登山によく行かれるのですか?」
上司 「・・・・・・。」
自分 「ん???」


何か、空気読めてない・・・???


上司 「いやいや、山の頂上が永田さんの何かの目標だとしますよねぇ」
    「山の頂上に行く為には、ただ、登りたい登りたいでは難しいですよね。」


中略


上司 「強い意志は最も重要です。ただし、その山(目標)の登り方を知らなければ、
    苦労するどころか、結局登れないかもしれませんよね。」
自分 「・・・・・・。」
上司 「登り方とは、登る為に必要な準備が必要ということですねぇ。」

   地図がなければ、登ることは困難です。
   天候や気温を調査しておかないと、トラブルが発生しやすい
   登るための道具が最低限用意していなければ、怪我をします。
   一緒に登るメンバーと様々な共有をして、登らないと、衝突します。
   登る為の知識がないメンバー同士が登山したら、苦労の連続です。
   登る為の体力をつける為のトレーニングも必要です。


   これらのことを、自分の仕事や目標に対して、考えて実行してますか?


自分 「・・・・・汗。」
    「そうですよね・・・。」
    「わかりました。」
    「頑張ります!!!」

自分を見て、苦笑する上司。

上司 「でも、伝えたいことは、そのことではなくて・・・。」
     「バランスが重要ということです。」
  
自分 → ど、どーゆーこと???


上司 ----------------------------------------------------------------------


要は勇猛果敢な行動と無謀な行動は、意味合いが全く違い、
 程よい準備と、必要以上の準備とでは、その後の結果が全く違ってきます。

程よい準備は怠らないが、あとは積極的な行動(体験)をしながら、学び、また行動(体験)が重要。

必要以上の準備は、その準備が目標になってしまい、結局行動(体験)しないまま、終わってしまい、
 あたかも、その体験を自分がしたという錯覚が生じます。
  

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自分・・・・・ふむふむ。。。。。

ま、今の話も永田さんが体験してみない限り、何の意味もありませんけどねぇ・・・・・・。。。

意味もありませんけどねぇ・・・。。。
ありませんけどねぇ・・・。。。
ねぇ・・・。。。

ねぇ・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


んなことを、ふと思い出しました。



そのお話をして頂いてから、早、数年。
このことを噛みしめながら、頑張ってきたわけではありませんでしたが、
少なからず、今の自分を形成したのは、 準備実行体験 の繰り返しだったような気がします。

勿論、安定安心とは程遠い環境があったので、
準備なんてものはなかったかもしれませんが・・・。汗。

致命傷にならない失敗の数の多さが、今の自分を創ってるのかな。。。

今日メンバーとの間で 安心・満足って恐いという話がでました。
人間、安心する場所は絶対必要ですが、仕事に関してでお話しますと、
自分の場合、今までを振りかえってみると、
安心すると・・・・・。
満足すると・・・・・。

良くない方向に傾く気がします。

具体的な理由はありますが、ここではやめときますけど。

なので、常に一番大きな目標に対して、
今の自分は ”俺どうなの って、毎日自問自答するようにしてます。

そうすると自然と、良い状態の自分を継続できます。

また今日も自問自答しながら


ではでは。