みんなちがってみんないい | 想いをカタチにする社長

みんなちがってみんないい

先日、毎朝息子と保育園に行っているのですが、
息子がいつもにも増して、用意が遅くダラダラと準備をしてました。
何度も声を掛けていたのですが、一向に早く準備をしない。。。
若干イライラしつつ、感情を抑えながら・・・。

「走っていかないと遅刻して、皆さんおはよう(朝礼みたいなもの)出来なくなっちゃうよ。」

と話したら・・・。なんと!

息子「疲れるから、いやー」と・・・。

プチン・・・。

「今何て言った?疲れる???
 だったら保育園行かなくていい。もう何でも疲れるって言ってろ!
 男のクセに、お前、ホントカッコ悪いなー。」

息子「カッコ悪くないぃーーーーー!」

「カッコ悪い!もういい。」

息子とのルール
 ・カッコいい=やる。できる。頑張る。ありがとう。ごめんなさい。
 ・カッコ悪い=無理。出来ない。(やってもないのに・・・。)挨拶しない。
 自分の中では、叱ると怒るを分けてるつもりでした。。。
 今回は感情的に怒った。子供だからって、怒る時は怒る。

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道中、少しクールダウンして。。。
●●は、みんなと一緒に「皆さんおはよう」したい?したくない?
今、走ると、みんなと一緒にできるかもしれないし、
今、走らなかったら、多分、みんな、先にやって、一緒に出来ないよ。

●●はどっちがいい?

「・・・・・みんなと一緒にしたい。。。」

じゃあパパと一緒に走ろっか。

「うん。。。」
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保育園にて。
また、のんびりしてて、みんなの所に行けない。(上履きやハンカチを置いたりなんだりで。。)
イライラ。イライラ。
すると先生が元気良く「●●ちゃん、おはよー」
●●、先生の顔を見ずに小さな声で「おはよう。。。」

プチン。

「●●、先生が挨拶してくれてるよ。」
「挨拶してもらったら、いつも何て言ってる?先生の顔、お友達の顔見て、挨拶しようって」

優しく笑顔で息子に接してくれる先生。
「早くお用意して、みんなのトコ行こーね。」
先生の姿を見て、息子に対して、余計に歯がゆさを感じる自分。
「う~ん。。。もっとシャキしろ。」

すると・・。先生。
「いやーでも●●ちゃんは、すごく成長してますよー。
 今日は小さな声だったけど、いつも元気良く挨拶できるようになったし、
1年前と比べたら、ホントちゃんとできるようになったもんね。」 ニコッ。

「いや、先生方のおかげです。」

先生いえいえ、違いますよー。それは●●ちゃんが毎日毎日、努力した結果ですよ。」

「・・・・・。」

何か・・・・・。
ちょっと反省。。。
朝、息子を怒ったことではなく、先生はいろんな子供を毎日面倒見てくれて、
子供それぞれに良いところや性格があって、他人と比較するのではなく、『その子(個人)』を見てくれていました。

起床時間も早くして、遅刻しないようにと取り組んでました。
それでも、毎日毎日、のんびり準備していることが多い息子を見て、
腑に落ちない部分がありました。
先生のような捉え方が、朝、できていれば・・・。
【就寝が早くなった。】【起床も早くなった】
【遅いけど自分で着替えができるようになった。】
【朝、顔を洗い、洗顔できるようになった】等々

朝の息子への感情が少し変わっていたかもしれません。。。

そんなときに、先週末、学芸会で息子とお友達、みんなで、
ある歌を歌ってくれたことを思い出しました。。。

みんなちがって、みんないい


仕事でも、経営でも、そんなことってあります。

まだまだ全然出来ていないけど、そんなことを意識することを増やしていこうと、
改めて思いました。。。


おわり。