現代っ子の甲子園 | 想いをカタチにする社長

現代っ子の甲子園

夏の高校野球が始まってますね。


今日の記事を書く前にデフ・グラウンドから告知です。
VFリリース「成長ベンチャーTOPが語る!」に掲載されました

転職mapxにて、採用募集開始いたしました


さてさて、イキイキしてる高校生の姿は人々の胸を打つ。
時々、熱闘甲子園を見ると、いいもんです。

今回、高校野球の話をしたいと思ったのは、
ある名監督が復帰してたからです。
常総学院の木内監督
僕が木内監督をはじめて知ったのは1984年夏の甲子園。
桑田、清原のいるPL学園と決勝戦で対戦した取手二高の監督でした。
優勝候補のPL学園を破って茨城県勢としては初めての全国制覇を達成した。
その後、常総学院の監督になり、通算甲子園優勝3回、準優勝2回の実績を誇る名将。

数年前に全国優勝を機に勇退していた。
当時72歳。
そして現在77歳になった木内監督が、甲子園に帰ってきました。

TVニュースと記事しか、見ることが出来なかったが、
ある記事を見て、意外なコメントがありました。
昔の印象では・・・・・。
選手の長所を伸ばすことのうまい監督。
いわゆる「のびのび野球」と言われ、当時新風を巻き起こしていた。

今回、一回戦で敗退してしまう。

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何気なく記事を読んでみた。(若干編集してます。)

常総のエース・島田は今夏の茨城県大会までもともとは野手だった。
だが、木内監督の目には1987年夏の甲子園で準優勝したときのエースで、
島田の父・直也氏(元日本ハムほか)と同様、「投手として大成する素質がある」と映った。
甲子園に行くためには島田の力が必要。
そう判断したからこそ、茨城県大会でも4回戦から決勝まで全試合に登板させた。
ところが、島田本人は野手希望。
父と比較されるのが嫌ということもあり、投手をやりたがらなかった。
木内監督にも直接そう伝えている。それでも、木内監督は素材の良さを優先した。
「われわれは資質というものを大事にしますんで。
『これがやらずに誰がやるんだ』『甲子園行くためにこれが必要なんだ』というのがあったんですけどね」

先発を任せたが、3回にテキサス安打をきっかけに四死球を連発。
犠飛で先制点を許し、次の打者にカウント0-2としたところで降板させた。
その後、3対5と2点差に追い上げた後の6回裏1死二、三塁の場面で再びマウンドに上げたが、
暴投で追加点を献上。
さらに安打と四球で塁を埋めた後に押し出し、満塁本塁打で決定的な7点を失った。

「(父と比較するのは)当人が一番嫌がることなんですけど、
 やっぱり親父の10分の1ですね。資質的には親父よりあるかもしれません。
 ハートが10分の1。喜んでマウンドに行きましたから、お父さんはね。
(味方が)エラーしたら声をかけるゆとりがあった。
 あの子(島田)はポテンヒット打たれたのも悔やんじゃう。ハートのスケールが違いますね」
 
球内容からわかるように、結果的には島田のひとり相撲。

「野球は7割がピッチャー。ピッチャーが試合を左右しますから。
 そんな意味で、ピッチャーをやりたかないっていうのは、そういう責任を背負うのが嫌だと。
 そういう子もこの時代にはいるようになったというのをつくづく思い知らされました。
(島田は)『(調子が)よくない、よくない』と思うだけで、
『オレしかいないんだ、オレが投げなきゃゲームになんないんだ』みたいな開き直りがなくて、
 そのまま『ストライクが入んねぇ』『打たれた』と思いながら、それだけで野球をやってしまった。
 顔に出ましたもん。ピッチャーがね、顔に出ては付け込まれます。
 ピッチャーはいいときってのはいいんですけど、
 良くないときにいかに投げるかということを教えていかないとダメ。
 今の子はいいときだけみんないいですから。悪いときになんとかしてくれればね。
 落ち込んだら、落ちっ放しという子が非常に多くて。だから選手を代える羽目になるんですよ」
 いいときはいいが、ダメなときはダメ。自分で自分をコントロールすることができない。


これが木内監督に言わせれば、現代っ子ということになる。


以前、木内監督はこんなことを言っていた。

「マジックなんてねぇんだよ。でも、誰よりもグラウンドにいて、
 誰よりも選手のことを見ている。それだけは言えるね」


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17,8歳の島田投手の気持ちもわからなくもない。
こうした辛さは本人にしか、理解できないこともあるから。
ただ、結果、島田投手の自滅で一回戦敗退した。
力は間違いなくあるはずなのに、ネガティブな心とチームプレイの重要性を軽視してしまう性格が
全て投球に現れ、チームの結果になってしまった気がします。

彼はまだまだ若い。
この思いを今後に生かして頑張って欲しいですね。
きっと、木内監督も島田投手の今後を考えてくれて、
名指しで話したと思うしね。


会社・組織・チーム・・・・・・。
非常に考えさせられる木内監督のコメントでした。


現代っ子・・・・・。


木内監督からしたら、僕も現代っ子になるのかな。。。。。汗。


が、頑張りますっ


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