「地名って、歴史や文化と繋がっているんだ。」京都を訪れる回数が増え、私は次第にそう感じ始めました。 京都といえば、糺の森、深泥池、 椥辻、紫竹など、難読地名の多い街として有名です。 「???」地図を広げる度、頭に浮かぶクエスチョンマーク。それが私を図書館へと向かわせ、京都の地名を調べるきっかけとなりました。そしてそこには、予想以上に奥深い「地名ワールド」が・・。



化野、紫野、鳥辺野、蓮台野・・これらに共通する「野」という字は、京都の地名においてちょっぴり不気味な意味を持ちます。なんと、以前、風葬地だったのです! 他の土地では聞かない表現ですが、京都の地名では「野」という字に葬送の意味があるようです。 思わずぞぉ~っとしたのが鳥辺野という地名の由来。ここでは、木に吊るした人の死体を鳥に食させる「鳥葬」が行われていたのです。


こうしてみると、地名は馬鹿に出来ない情報源です。ガイドブックが紹介していない土地の歴史や文化を表していることがあるのです。 「人に歴史あり」といいますが、地名にも歴史があるのですね。もっともっと、面白そうな地名や通りの由来を知りたくなってきました。 これからは京都に加え、自分の出身地や旅先など、様々な場所で地名を調べてしまいそうです。