青い空と太陽に見守られてわが街を歩く

4月28日(日)

久しぶりに晴れた朝を迎えて、気持ちも晴れやかに歩き出す。

世間ではもう昨日からゴールデンウィークだったのか。

毎日が日曜日の俺にはどうでもいいのだが。

あっしにはかかわりのねぇことでござんす。

そんなセリフが思い出される朝散歩だった。

 

予報を見ると明日からまた天気は下り坂。

 

貴重な晴れ間だな。

 

人も車もほとんど通らない静かな朝。

 

珍しくいつもの激しい引っ張りがなかった。

 

よしよし、その調子だよ。

 

待ちに待った新緑の季節。

俺の一番好きな季節の到来だ。

 

だが、我が家の周りには俺の嫌いなドクダミが所狭しとびっしり伸びてきた。

 

そして、もっと嫌いなランタナが好き放題に枝を伸ばしてきた。

 

梅の樹もびっしり葉をつけて、新しい枝が伸び始めてきた。

 

そろそろ切らなきゃならない時期だな。

そう思うと憂鬱になるぜ。

 

そんなこんなで、今朝はすんなりと帰宅できた。

これが続いてくれると助かるんだが。

 

そして今朝も鶏もも肉の朝ご飯。

 

今朝も元気に食べ始めて、すぐに完食してくれた。

これも続けてくれると嬉しいのだが。

 

静だけに食べさせるのはもったいないので、昨夜は鳥の唐揚げにして俺もいただいた。

 

唐揚げと言っても大量の油で揚げるのではなく、少量の油でじっくりと陽を通す焼き唐揚げだ。

 

今朝は炊き立てのご飯にベーコンエッグで美味しく頂いた。

ピリ辛の蕪の浅漬けが嬉しいね。

 

食後のアイスコーヒーを頂きながらまったりしていると、静がそっと近づいてきてちょこんと座る。

 

何ですか?

さっきご飯食べたばっかりでしょ。

と、優しく声をかけてみる。

すると、何かを求めて俺の眼を見つめる静。

しばし、お互いに目と目で言葉を交わす。

 

つい耐え切れず、

「何してほしいの?」と声をかける。

すると、俺の言葉を必死で理解しようとする静。

わざとこの場の状況とは無関係な言葉を投げかける。

「今日はいい天気だね。」と。

すると、何言ってんだか分かんねぇよと首をかしげる静。

その仕草に弱いんだな。

で、根負けして

「ジャーキー?」と念を押すと

ペロッと舌を出して、そうだ!と答える静。

 

そんなやり取りが、飽きもせず毎朝繰り返される。

一連のミッションが終わると、クレートの中に潜り込んで熟睡モードの静。

 

他人から見れば、どうでもいいことの繰り返しが嬉しいのだ。

俺にとってとてもとても大切なひと時だ。

 

ありがたいことである。