1日おいての朝散歩は、2回出し

4月23日(火)

悪酔いした朝。

起きるのが辛かった。

朝までぐっすり眠れたのはよかったが、目覚めたのは5時を過ぎていた。

頭がクラクラ、足元はフラフラ。

それでも気合を入れて、散歩の支度に取り掛かる。

顔を洗う時、手に触れる水が冷たくは感じなかったが、外はうすら寒い。

まだまだ上着が必要だ。

 

玄関を出てすぐに1回目。

十数メートル歩いて、2回目を出す。

どちらも健康的ないいうんちだった。

ま、昨日は雨で散歩に出られなかったから2日分を出してくれたわけだ。

 

しばらく歩くと消防車と救急車のサイレンが同時に鳴り続ける。

サイレンが止まると目の前に救急車が停まった。

その後ろには消防車が赤色灯を付けたまま停車する。

何事だろう。

 

突然の出来事に驚かされて、一気に酔いがさめた。

 

川沿いに歩いているとコサギが1羽対岸を歩いていた。

 

そっと近づいてカメラを取り出そうとすると、さっと飛び去ってしまった。

何も逃げることはないじゃないか。

 

公園の生垣に咲くツツジを眺めながら、歩き続ける。

しかし、寒いぜ。

 

ふと、昨夜のサッカーのことを思い出す。

 

つまらん試合だったな。

若さを感じさせない動きにイライラしてつい飲みすぎちまったぜ。

 

何で毎試合、大幅にメンバーを入れ替えるんだろう。

 

全試合で、ベストメンバーで臨むべきだと思うが。

 

主審の判定も、いい加減だったし。

 

散歩の後半は、いつもより激しい引っ張りが続く。

 

仕方なくリードをお腹の下を通して、引っ張れないようにして我が家を目指す。

 

ふう、疲れたぜ。

 

今朝は昨日マチノマで買った豚バラを茹でてあげた。

 

ところがどっこい。

食べようともしない。

折角用意したのにさ。

 

がっかりして、俺の朝ご飯。

食べたくなかったけど、お腹に何か入れておかないとね。

 

食事を終えてリビングに戻ると、奇麗に豚バラを完食してくれていた。

 

なんだよ、食べられるじゃないか。

空になった器を見て、嬉しくなる単純な俺。

 

最初は期待を裏切って、がっかりさせておいて、最後に期待通りの答えを出して喜ばせる憎い奴。

 

俺の心の葛藤を弄んでいるのか、君は。

 

名前を呼んでもチラ見するだけだし。

 

俺は完全に舐められてるな。

 

でもさ、それが可愛くて仕方がないんだな。

 

寂しがり屋で生意気で

憎らしいけど、好きなの

L・O・V・E 投げキッス

私のこと好きかしら はっきり聞かせて

てか。

 

ふとテーブルの上に目をやると、動物病院でもらった薬袋に気付く。

あ、フィラリア予防の薬を飲ませなきゃ。

 

飲んでくれるかな。

そして、動物病院の先生に言われたことを思い出す。

フィラリアより怖いマダニ。

マダニを媒介する感染症は人間にも感染するとか。

ペット経由の感染もあり、致死率も30%と恐ろしい。

 

そうこうしていると、陽が差してきて明るくなってきた。

緑に覆われた梅の樹が眩しく輝く。

それにしてもいつまでも寒いなぁ。

 

何とかならんかなぁ。