久しぶりに顔を見せた太陽

4月10日(水)

旅の疲れが残っていたのか、寝坊してしまい6時過ぎの目覚めとなった。

体が重い。

まだ、寝たりない気分。

それでも行かねばならぬ朝散歩。

こちらは、早く出かけたいと思うのだが、なかなか家でおしっこをしてくれない静。

もう、忘れちゃったのかな。

仕方なく、ハーネスを付けてそのまま家を出る。

すると、すぐにおしっこをする静。

それでもちゃんと土の上でしてくれたから問題はなかったけど。

もうすでに太陽が高く昇っていて、眩しい朝だった。

 

久しぶりに拝む太陽。

眩しすぎてモニターを確認せず、カメラ任せでシャッターを切る。

 

君も眩しいんだね。

 

目を細めながら太陽を見つめる。

 

そして、面白い顔を見せてくれる。

 

しばらく歩くと対岸にコサギが仁王立ちでこちらを睨んでいた。

 

そして、ラジオ体操帰りのおばあさん達数人が川を覗き込んでいる。

何かいるのかなと俺も近づいて見ると、コサギが5匹一斉に飛び立った。

こんなに多いのは初めてだな。

美味しいボラがいっぱいいるからね。

 

散歩の後半は、太陽を背に受けての歩きとなる。

 

振り向く静には眩しい太陽。

 

そうか、では俺が太陽の光を遮ってあげよう。

 

楽しかった旅から戻って、またいつもの単調な生活に戻る。

 

太陽を背に受けて、暖かいと感じるのだが、気温は低い。

 

昨日の大雨が嘘のように晴れ渡った空。

 

何故か分からないが、今朝は激しい引っ張りがなかった。

 

明日もこの調子で歩いてくれると助かるんだけど。

 

すんなりと散歩を終えて、静の朝ご飯の支度にかかる。

 

今朝は鶏もも肉だよ。

 

ちゃんと食べれくれるかなと心配だったが、見事に完食して奇麗に皿を舐めてくれた。

 

よしよし、やればできる子なんだね。

と親心が芽生える。

 

そして水曜日は、燃えるゴミの日。

これまた、恒例となったゴミ出しの邪魔。

 

ゴムボールをピーピー鳴らして、五月蠅いね。

しかも一定のリズムを刻んでのピーピーなので、笑ってしまう。

 

君が思うよりきっと僕は君が好きで

でも君はいつも そんな顔して

 

あの頃の僕は きっとどうかしていたんだね

失すものは何もない 君のほかには

 

振り返らないで 今 君は素敵だよ

僕の行くところへ

あなたを連れてゆくよ

手を離さないで

 

昨日の旅の帰り、久しぶりにオフコースを聴きながらハンドルを握る。

懐かしい歌声に酔いしれて、ついついボリュームを上げる。

 

そして、YES-YES-YESが流れる。

まさに今の俺の心境じゃないか。

 

天気がいいと抜け毛が目立つ。

掃除しなきゃね。