雨が空から降れば、想い出は地面に浸み込む
4月1日(月)
今にも雨が降り出しそうな曇り空、まだ薄暗い中散歩に出る。
今日はダウンのジャンパーを止めて、雨合羽を羽織ってみた。
風は強いが、それほど寒くは感じなかった。
今日から4月なんだな。
ほぼ日の出の時刻。
まだ、街路灯が点灯している。
丁度折り返し地点の橋を渡り始めると、ポツリポツリと大粒の雨が落ちてきた。
雨合羽にして正解だった。
帰りはフードを被って、写真も取らずに急いで帰る。
家にたどり着いたころには、本降りの雨になっていた。
今朝の朝ご飯の鶏もも肉もすぐに完食してくれた。
散歩に行って帰ってくれば、ちゃんと食べきってくれる。
散歩に行くいかないで、朝ご飯を食べるか食べないかの不思議な因果関係だが、それが分かっただけでも良しとしよう。
朝一番のボール投げで、ひと暴れ。
ボールをガリガリ齧るから、ボールの突起が取れている。
取れた突起は、どうなったんだろう?
食べちゃったのかな。
朝ご飯をさっさと済ませて、ホットコーヒーを頂きながらまったりする。
気が付けば、もう雨があがっていた。
やっと我が家の海棠の花が1輪咲きだした。
そして、遅咲きの水仙も1輪咲いていた。
春だね。
君も春を感じているのかな。
散歩の途中で、ぴょこんと頬から綿毛が飛び出してきた。
ヒョイと摘まんで、ポイと捨てる。
月が替われば、すべきこと。
写真の保存先を、新しい月名のフォルダーに保存する。
掃除機を取り換えて、フィルターを洗浄する。
そろそろ、静のシャンプーの時期だな。
本人は、何も知らずスヤスヤと眠ってしまった。
どんな寝顔をしてるのかなと覗き込むと、パッと目を開けてこちらを見つめる。
再び目をつぶるのだが、ぴくぴくと瞼が動いている。
狸寝入りか。