悪酔いした朝だから

1月20日(土)

昨夜の酒が残っていても、時間額れば行かねばならぬ朝散歩。

不愉快な気分のまま、どうやって床に就いたかも憶えていないほど悪酔いしてしまった。

だから、目覚めも最悪。

ああ、行きたくねぇ。

そんな俺の気持ちを察したのか、家を出てから何度も引き返そうとする静。

俺だって帰りたいんだよ。

でも行かなくちゃね。

 

いつもの橋から撮影していると後ろから盲人用の白杖でカンカンと欄干を叩きながらおじいさんが近づいてきた。

しかも奥さんらしき人と大声でしゃべっている。

それを見た静はビビリまくる。

 

尻尾はだらりと下がりっぱなしで、低い体勢で歩く静。

お、対岸にカルガモ2羽が佇んでいる。

 

俺を警戒しているのか、じっとその場に留まっている。

 

さらに歩くとオナガガモの集団が、同じ場所をグルグル回っている。

 

オナガガモは警戒するどころか、むしろ自ら近寄ってくる。

 

餌付けされたオナガガモだな。

 

期待させてごめんね。

 

お、キンクロハジロが混じってるじゃないか。

 

君も餌付けされてるのかな、俺に一番近い場所にいるね。

 

黄色い眼が可愛いなぁ。

 

餌を待ってるのかな。

 

夜はどこで過ごしてるんだろる。

 

君にも期待させちゃったんだね。

 

川沿いの道を歩いていると、杖を突いた老人の脇を通る。

するとまた静がビビる。

箒とか杖とかを持っている人を見るとビビるんだな。

 

さらには、自転車に乗ったおばさんに抜かされて、さらにビビる。

自転車やバイクにビビる静。

 

今日の散歩は最初から最後までビビりっぱなしで、激しい引っ張りの連続だった。

 

がっくりと落ち込んで帰宅する。

大きなため息を吐きながら、両手両足の肉球を奇麗に拭く。

 

今更だけど、一体誰のための散歩なんだか、分からなくなるぜ。

 

今日の天気は下り坂。

 

余計に気分が落ち込むぜ。

 

そんな俺の気持ちを察したのか、今朝はやけに大人しい静。

 

いつものボール遊びに執着することなく、ちょっと遊んですぐにクレートの中からじっと俺を見つめている。

少しは反省してるのかな。

 

いくら反省してもまた明日も同じことを繰り返すんだから意味がない。

天気が悪いと気分も晴れないぜ。

 

今日のお昼は、温かいにゅう麺でもいただこうかな。

晩御飯は湯豆腐で決まり!

 

明日は、雨降りだから散歩は無しだな。

こればっかりは、どうしようもない。