負けられない闘いがそこにある

1月8日(月)

クソ寒い朝。

散歩はクソの為ならず。

いつものように我が家の玄関先で、用を足していざ出発。

もう出すなよと祈りつつゆっくり歩きだす。

東西南北、雲一つない快晴の朝。

帰宅して手帳を見て、今日が成人の日であることを知る。

どうりで、人も車も少ないわけだ。

 

清々しい朝。

もう寒さなんて吹っ飛んじまったぜ。

 

動物専門の葬儀屋の観音様が神々しい。

 

ふと西の空を振り返るとややピンク色に染まって美しかった。

 

今朝は、最初から最後まで1匹の犬とも出会わなかった。

 

見事に俺の姿が君の瞳に写っている。

 

面白いので、ドアップにしてみた。

 

それでも撮った写真の半分以上は使い物にならず消去する。

 

溜まりに溜まった画像データ、無駄と言えば無駄かもしれない。

 

それでも止められないんだな。

 

思えば、わが人生の9割は無駄だったのかもね。

 

でも残りの1割はとても大切な思い出だし。

 

こうして今があるのは、その1割のお陰なのかもね。

 

そんな他人にとってはどうでもいいことでも、俺にとってはとても楽しいひと時なんだな。

 

帰宅してすぐに豚バラとニンジンを茹でて食べさせた。

 

また食べ残すのではと、不安がよぎり豚バラの半分は俺用に残しておいた。

 

最初は美味しそうに食べてくれたけど、やっぱり半分残してしまった。

 

いつものように掃除を始めれば、食べてくれるかと思ったが、知らん顔されてしまった。

 

がっかりだぜ。

もう明日から朝ご飯の支度を止めようかな。

 

美味しそうにご飯を食べている姿を見るのが、数少ない楽しみの一つなんだけど。

 

来る者は拒まず、去る者は追わず。

 

嫌なら、好きにしなさい。

 

というわけで、今年最初の散髪でスッキリして朝風呂に入る。

ついでにだらしなく伸びた髭を剃る。

髭を剃るたびに思うのだが、かつては毎朝電気シェーバーで剃ってたんだな。

そしてジェルを塗って整髪して、満員電車に揺られて出社したっけ。

 

よく続いたもんだ。

そうか、静との朝の散歩を繰り返すことも似たようなものかな。

散歩に土日も祝日もない。

雨さえ降らなければ、暑かろうが寒かろうが、行かねばならぬ。

 

こうして毎朝元気に歩けるうちが華だな。