風が強く吹く朝を迎えて
1月7日(日)
散歩の前のひと時。
ふかふかベッドで丸くなっている静をそっと撫でて過ごす。
頬から額へ、そして首筋から背中にかけてゆっくりと撫でまわす。
気持ちよさそうに目をつぶってされるがままに大人しくしてくれる。
ふと撫でている左手を見ると、綿毛がびっしりこびりついている。
右手で綿毛を取り除こうとすると、今度は右手に張り付いてくる。
で、左手で同じことをすると、綿毛が左手に移動するのみで下に落ちてくれない。
何度繰り返しても埒が明かないので、ウェットティッシュで擦ってやっと取れた。
おっと、こうしちゃいられない。
散歩に行かなきゃね。
今朝はちょっとヒンヤリ。
風が強い分、寒さを感じる。
今朝は、水鳥の姿が見えない。
日曜日は、休みかな。
んなわけないだろ!
残念な気持ちのまま折り返し地点の橋に差し掛かる。
すると南の空に三日月くらいのお月さんが輝いていた。
数枚シャッターを切っていると、後ろから
「何撮ってんの?」と声をかけられ、ドキッとする。
振り返れば、毎朝散歩ですれ違う近所のおばあさんだった。
「あら、お月さん撮ってんの?」
きっと暇なオヤジだなと思われたのだろう。
はい、ヒマナンデス。
今朝は、1匹の猫とも犬とも出会わなかった。
こんな日もあるんだな。
と思っていたら、家の近くまで戻って初めて何度か出会った豆柴ちゃんとすれ違う。
そんな時、ふと思う。
静は、一度であった犬のことは憶えているのだろうかと。
散歩の途中で、雄犬のおしっこの跡を見つけると近寄って臭いを嗅ぐ。
おしっこには色んな情報が含まれているとか。
だけど、得られた情報は何の役に立つのだろう。
すれ違った犬のお尻の臭いを嗅ぎたがるのは何故だろう。
そこから得た情報をどうやって活かすのだろう。
朝ご飯の、豚バラを完食してくれてホッとして、俺のご飯。
そして毎朝の撮影タイム。
上から撮ると、奈良公園の鹿みたいだな。
いや、別に奈良公園じゃなくてもいいんだけど。
いやいや、どうみても立派な雌の柴犬だよ。
ちょっと臆病で小食だけど、大人しくていい子なんだな。
またブラッシングしてあげるからね。
いや、そろそろシャンプーの時期かな。
よしよし。













