女王様として君臨する如く振る舞う
5月13日(土)
箱根の旅から戻って一夜明けて、それなりに疲れたのか目覚めたのは5時半だった。
どれだけ歩いたのか気になったのでスマホの万歩計で確認すると8.6kmとなっていた。
普段は1㎞ほどだから、疲れて当たり前だな。
ぐっすり眠れたせいか、疲れはほとんど残っていない。
また今日からいつもの暮らしが始まるのだ。
気合を入れていこう。
今にも雨が降り出しそうなどんよりと曇った朝。
途中で、ポツポツと降り出してきたが、濡れるほどではなかった。
しばらく歩くとコサギがボラの稚魚を捕食していた。
そっと近づいて、その直後の姿を捉えることができた。
見事に稚魚を捉えて飲み込む瞬間だ。
これだけ近くから撮れるのも珍しいことだ。
その近くでカワウが潜水を繰り返して、浮上した瞬間だ。
この後は潜り続けてしまったので、この1枚しか撮れなかった。
コサギは対岸に移動して餌を狙う。
小枝のように細い足だな。
ゆったりとした動きなので、シャッターを切りまくる。
そっと獲物に近寄るコサギ。
ずっと見ていても飽きない優雅な身のこなし。
先日まで、鯉のぼりが飾られていた折り返し地点の橋。
この飾りは何の意味があるのだろう。
突然現れた垂れ幕にビビッて距離を置いて歩く静だった。
今朝も抜け毛が激しい。
散歩から戻ってすぐに掃除機をかける。
しばらくは、1日2回の掃除が必要だな。
ブラシをかけたり、ファーミネーターを使ったり、そしてヒョイと指で摘まんだりと楽しくなってきた。
何気なくシャッターを切ったら尻尾にピントが合ってしまった。
色んな表情を返してくれるので、こちらの想像が掻き立てられて、妄想が膨らむ。
こちらの願いは聞く気はないのだが、自分の要求は徹底して求め続ける。
我儘に育ててしまったなと反省する反面、我を通そうとする姿に愛おしさを感じる。
時折見せる甘えた表情に、すぐ騙されるんだな。
ずる賢い奴だなと思いつつ、何度も騙されてしまう俺。
今朝も鳥のもも肉を茹でて食べさせた。
ペロッと完食してくれるだけで、嬉しくなる。
女王様のためならば、どんな苦労も厭わない。
旅から戻って、一番寛げるのは我が家なんだなといつも思う。
たまに出かけるからいいんだな。
そうだ、そうだ!