それだから、愛おしさが増すんだよ
5月10日(水)
雲一つない快晴の夜明け。
しかし、空気はヒンヤリ。
こんな朝は、颯爽と胸を張って歩きたいものだ。
いつもの橋に立ち、マンションの陰に隠れた太陽に祈る。
清々しい気持ちのいい朝じゃないか。
今朝も元気な白いラブラドールとすれ違う。
力強く飼い主を引っ張るね、金属製のリードがそのパワーの証だ。
もうすぐアジサイの季節だな。
ちょっと先撮りしておこう。
想像力を膨らませてくれるね。
ちょっと眠そうだね。
あれあれ、大あくびだね。
君の舌は大切な君のコミュニケーションのツールでもある。
今朝のBGMはバッハの管弦楽組曲だ。
こんな天気のいい朝に相応しい名曲だ。
今朝も散歩の後半になると元気丸出し。
そんなに張り切らなくてもいいのに。
君の荒い息遣いが、静かな朝の街に響く。
昨日新聞屋さんが、長年お世話になったお礼にとのことでいくつか品物を届けてくれた。
数種類のうちから二品選んでくれというので、コメとビールを選ぶ。
コメ5㎏と缶ビール24本だった。
もう止めたんだけどと言うと、あくまでも長年のご愛顧のお礼だという。
止めた理由を聞かれたので、正直に紙面が詰まらないからだと告げた。
聞けば、我が家の近所で4件も止めたそうだ。
もう、新聞の時代は終わったんだなと実感した。
で、玄関の扉を開けたまま話し込んだので、大きなハエが一匹我が家に侵入してきた。
ブンブン飛んで気になるので、しばらく窓を開けて自分から出ていくのを待つ。
しばらくたっても出て行かないので諦めたのだが。
そのすきに、蚊が侵入してきて、足を数か所刺されてしまった。
畜生、踏んだり蹴ったりだぜ。
しばらく鳴りを潜めていたハエが夕方になってまたブンブンと飛び始めた。
ハエたたきがないので、チラシを丸めて叩き潰してやった。
そんな時ふと、ガキの頃の我が家を思い出す。
あの頃は、夏になると玄関も窓も開けっぱなしだったから、ハエや蚊が我が物顔で家に入り込んでいたっけ。
ハエたたきで侵略者を排除して、蚊取り線香で蚊を退治してたっけ。
夜寝るときは蚊帳をつって、その中で寝たっけ。
夏になると、「キンカン塗ってまた塗って」なんて歌が流れていたっけ。
「日本の夏、金鳥の夏」とも言われてたな。
帰り道で咲いていた一日だけ咲く花。
黄色いのは初めて見たな。
明日には萎れてしまうと思うとついシャッターを切りたくなる。
今朝のご飯は、鶏もも肉だよ。
俺だって食べる権利があるんだから、昨夜は親子丼にしてみた。
ご飯を元気に食べてくれると、一安心。
もっと貪欲になって欲しいと願うのだが、よく言えば奥ゆかしい性格となる。
欲望をむき出しにして、甘えてほしいのだが。
今朝も大量の綿毛を掃除機で吸い取って、サッパリサッパリ!
明日も晴れますように!