寒くて暗い朝だから
12月5日(月)
今朝は6時過ぎに散歩に出る。
やっぱ、寒い。
手袋なしでは、もう耐えられない。
今朝は、耳まで覆うフリースのキャップを被って外に出る。
頬はむき出しなので、とても冷たかった。
外は暑い雲に覆われていたので、ずっと暗いままだった。
カメラを持参していたのだが、暗すぎてポケットから取り出すこともなく帰宅する。
冷えたリビングに暖房を点けて、台所で朝ご飯の支度に入る。
今朝は豚バラとキャベツだよ、と毎回声をかけてから食べさせるようにしている。
ついでに、あったかくて美味しいよ、とコメントするのも大切な事。
もちろん、食べ終わったら、
美味しかったかい?と確認する。
もちろん、食べ終わったら知らん顔でその場を立ち去る。
ちょっと作り手としては、寂しい気がするが、いつかきっと分かってくれる日が来ると信じて続けよう。
今朝は雲が暑くかかっており、いつまでも暗かった。
しばらくすると小雨がパラついてきた。
朝一番に部屋の灯りを点けると、眩しそうに目を細める。
丸くなってベッドに横になったまましばらくじっとしている。
そっと近づいて、名前を呼びながら顔と首筋を両手で撫でる。
この時間だけは、体を触られても嫌がらず、気持ちよさそうに顔を掌に摺り寄せてくれる。
散歩に出かける前のほんのひと時の嬉しい時間だ。
もっともっと甘えて欲しいのだが、散歩から戻ると一定の距離を保たれてそばに近寄れない。
つれないぜ、ベイビー!
いやいや、贅沢は言うまい。
君が元気でいてくれるだけで十分だよ。