曇天の朝の街を歩く

8月17日(水)

今朝も5時前に散歩に出る。

暑い雲に覆われて薄暗い街は、ひっそりと静まり返っていた。

途中の道で、何度か出会っている二人連れのおばちゃんから声をかけられた。

いつも元気ねぇ。

そうやって、元気をもらってるのね。

偉いねぇ。

誰に対して話しかけているのか分からなかったが、黙って笑いながら通り過ぎた。

他人からはそう見えるのかな。

 

しばらく散歩を続けていると50mほど先の道を白い猫が横切って姿を隠した。

見えなくなった場所まで歩いて辺りを探したのだが、もうどこにも見当たらなかった。

さらに歩いて右側の路地の真ん中に黒猫が座っていた。

近づこうとすると逃げようとしたので、諦めて帰る。

2匹とも今まで出会ったことがない猫だった。

 

今朝もたっぷりの鶏もも肉とキャベツを茹でてあげた。

 

下にシュプレモを敷き詰めて、たっぷりと美味しい肉汁を吸わせて軟らかくしておいた。

 

美味しそうに完食してくれたので、ホッとした。

 

食事の後は、ボール遊びに夢中になる。

 

ちょっと待ってよ、俺だってお腹空いてんだからさ。

 

俺が質素な朝ご飯をいただいている間は、クレートの中で熟睡している。

 

確かにおばちゃんに言われた通り、君から元気をもらっていることに間違いないな。

 

クレートの中だったり、大理石のベッドの上だったり。

あっちこっち移動して、スヤスヤと眠る。

 

時々寝ながら、手足をピクつかせたり、眉間にしわを寄せたりする。

 

悪い夢でも見てるのかなと想像を掻き立てる。

 

相変わらず俺との距離を一定に保ちつつ、スヤスヤと眠る。

 

安心しきった寝顔がまた堪らないな。

 

熟睡してるのかと思えば、ちょっとした物音ですぐに起き上がるのは、さすがだな。

 

夏は暑さのせいで、いつも口を開けている。

 

決して微笑んでいるわけではないことは分かっているが、

絵としてみれば、この方がいいに決まっている。

 

俺も君を見る時は極力笑顔を作るようにしているのだが、

分かってくれてるんだろうか。

俺の表情から、気持ちを察してくれてるんだろうか。

 

曇り空でも、蒸し暑いなぁ。

8月に入って、一日も休まず朝の散歩を続けている。

当たり前のことだけど、我ながらよく続くと思うな。

 

この先もずっとずっと、よろしくね。