まずは、シャボテン公園から始めよう
3月24日（木）
晴れの日が二日続くのを確認して伊豆高原の宿を予約する。
そして、桜が開花していることをちょっと期待しつつ、東名をひた走る。
往きは、小田原厚木道路から海岸沿いをノンストップで快調に進む。
伊豆高原には犬が入れる施設が多い。
まずは、手始めにシャボテン動物公園だ。
入場チケットを購入する時売り子のおばさんから聞かれた一言がショックだった。
70歳以上じゃありませんか？と。
犬連れだと入れない場所が半分以上なのに、料金が変わらないのは納得できんな。
ちょっと驚いた様子。
メキシカンのミュージックがちと騒々しい。
色んな生き物がいるんだな。
迫力あるね。
キョロキョロと辺りを見回して落ち着きがない。
結構犬連れの客も多い。
そして、シャボテン公園の目玉のラドンへ。
温室は、蒸し暑い。
他の客とは一度も出会わず、たっぷり楽しめた。
シャボテンも色々あるね。
そしてフクロウ館へ。
目力あるね。
俺よりも静が気になるようだ。
迫力満点。
視力よさそうだな。
耳がでかい。
とても楽しそうだ。
数十年前にここで買ったサボテンが一昨年ついに枯れてしまった。
このサボテンが一番のお気に入りだ。
君は興味はないらしい。
ずっと体を左右に振って落ち着きがないチンパンジー。
ふと周りを見れば子供連れの来場者が多かった。
そうか、春休みだったんだな。
色鮮やかなインコ。
だが、五月蠅い。
存在感満載だ。
で、次に向かったのがさくらの里だ。
駐車場を間違えて遠い処に停めてしまった。
絶対にこっちを向いてくれない。
山焼きしたばかりの大室山。
この一画だけが桜が楽しめた。
他は、まだ蕾状態。
折角なので、ドッグランを楽しむ。
無理やり石の上に乗せて記念撮影。
そして、ここも犬が入れる遊園地だ。
動く恐竜。
実物大なのか。
かなりでかい。
なぜか、この周りをゴーカートが走る。
テイクアウトできる焼きそばをベンチに腰掛けていただく。
頭上には、こんな桜が。
ここでもドッグランを体験する。
そして、チェックイン。
持参した日本酒をいただく。
ほろ酔い気分で、ホテルのドッグランへ。
ここでも元気に走り回っていたね。
いいぞ、その調子。
天気がいいから気分もいい。
しっかりとした顔つきになってきたね。
今日も色んな犬と出会ってきたけど、色々いるね。
ボールを追いかける2匹の犬。
迫力ある大型犬。
見ている方が楽しくなるシーンだ。
さらに人工芝のドッグランへ。
よその犬と比べても遜色がない気がしてきた。
やたらに吠えないし、静に耐えるべき時は耐えるし。
で、部屋に戻って晩飯まで時間を潰す。
18時から夕食タイム。
生ビール。
本日のお造り。
冷酒をいただく。
鍋に火が入る。
まったりするね。
鍋の蓋を取る。
ふう、いい豚だ。
ホテルのオリジナルの冷酒。
美味い。
美味しいのだが、量が多すぎる。
最後にでてきたかつおには手も付けられず。
で、ご飯もおつゆも遠慮して退席する。
するとホテルのウェイターさんが気を聞かせてデザートをテイクアウトできるようにしてくれた。
こちらは部屋で美味しくいただいた。
その時ついでに冷酒をお願いしておいた。
部屋で美味しくいただいた。
あきれ顔の静。
この後夜のドッグランに出かけた。
ところが、ふとした瞬間にリードが外れ、広大な敷地の中をしばらく逃げ回っていた。
やっとのことで捕まえて部屋に戻ろうとするとホテルの撮影スタジオのスタッフさんから声をかけられ、撮影をお願いする。
さすがは、プロだ。
丁寧にポーズを決めてくれて、いい写真が撮れた。
翌日データを購入して満足している。
二日酔いの朝。
窓の外にはぼんやりと薄曇りの空に太陽が昇っていた。
今日もいい天気になりそうだ。
翌日は、修善寺の虹の郷に行く予定だったが、途中で伊豆スカイラインの文字を見て
そのまま帰宅することにした。
やっぱ、疲れちゃったんだな。
そのままターンパイクを下り小田原へ。
芦ノ湖と富士山。
絵になるねぇ。
ちょっと疲れたけど、いい旅だった。
ますます、静が愛おしく感じられたんだ。
プロに撮っていただいた中から一部抜粋する。
朝方、ふと目が覚めると俺の足元で丸くなって眠る静がいた。
やっぱプロの撮る写真はいいね。
よく大人しく座っていてくれたもんだと感心する。
2人で撮影に取り組む。
これ以外に俺と二人の写真も撮ってくれた。
俺の遺影にしようかと思うくらいいい写真に仕上がっていた。
ただのビビり犬かと思っていたが、こんな表情も見せてくれるようになったんだな。
これから、いい季節だ。
さて、次はどこに行こうかな。
一応、候補は2か所決めているんだな。
楽しみじゃん。
