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Like a rolling stone

8月2日(木)

日本の夏、蝉の声。

肩を落としてとぼとぼと歩く。

それこそ、分かったふりをしているだけの事。

 

その時、男の夢は、はかなく消える。

 

それでいいんだ、それで。

 

幼くひ弱な魂が音を立てて崩れ落ちる。

まだ誰も見たことのない夢の聖地を求めていたあの頃。

 

男の言い訳は通用しない。

誰も同情なんかしてくれないのだから。

 

過ぎ去った月日を独りで懐かしむ。

 

飢えと渇きがこの世を支配する。

敗北者たちの嘆き苦しむ心の叫びが響き渡る。

 

だました奴が悪いのか、だまされた奴が愚かなのか。

 

それを暑さのせいにするわけにはいかない。

 

自分の言葉に酔いしれる。

わがままな自分に乾杯しよう!

 

How does it feel

How does it feel

To be on your own

With no direction home

Like a complete unknown

Like a rolling stone?