ソーシャル・デッドワーク
インターネット公開作品第一弾です。
今後は過去の作品も公開していくつもりですが、まずこの曲が一歩めです。
近未来、SNSは人格そのものを投入するタイプが主流になり、暴走した管理プログラムが人類を滅亡に追いやるといった感じのベタな内容です。
まだ実験的な作品なので、動画としてもっと見応えのある表現を模索していきたいと思います。<小沼>
人間がコンピューターに操作される そんな世界感と持ち前のキモさで描いてみました。
きっと近い未来現実になるかもしれませんね なったらなったで楽しいかもしれませんね。<伊藤>
人間が望んだ仮想の世界へようこそ
この空間を皮肉を込めてこう呼ぶんだ
死人のコミュニティー「ソーシャル・デッドワーク」
1.
無感情な人々の群れ がむしゃらに掻き分ける交差点
老化現象はおろか 命尽きる事すらないらしい人工生命
日が昇り沈む事も作られている 確実に当たるウェザーニュース
奇人の妄想を明細に映像化出切る優秀なアウトプット
ここでは己の手を使うというのは愚かな事と感じられ
見えない壁に遮られる 決められた区域から外出は不可能
完璧な完成度を誇る監視システムが俺を見つめていた
脱出などは望まぬ事だ 自分を自分と認識していたいなら
※
顔を無くした無数の人
仮面を付けて今日も虚ろ
機械越しの視線の向う
止まって消えた ソーシャル・デッドワーク
2.
いつか見た景色を思い出そうとしたがそれは遠い記憶のようだ
生まれ育ちが不明なフリーター あとちょっとの所でメモリーが尽きた
唯一の希望と言えば惰性で延々と生きられる事だけだ
人々の目は光を宿さない 誰一人、人生で遊ばない
ここの看守は度が過ぎてる 機械だけが動く娯楽施設
何度見ても不気味な光景だ まるで終わりを迎えた冒険譚
冷え切った心温める術を持たない とても明確なボーダーライン
あまりにも不自然 だがそれがココと現実をハッキリ分ける
※
顔を無くした無数の人
仮面を付けて今日も虚ろ
機械越しの視線の向う
止まって消えた ソーシャル・デッドワーク
3.
機械は体の一部になり 時々目を覚まして熱ぶり返し
考える事を抑制されてる 今日も蝕む毒性のウィルス
私の脳で何かが蠢き 光となり辺りに散らばる
こいつは記憶を食い成長するAI 頭の中が冷たい
今にも自我が崩壊しそうだ 一つの物事も覚えてない
綺麗な景色と温もり それに好きなあの歌は何だった
次第にデジタル化される視界 それでも私の意識は尽きない
憧れていた 機械との共存、共生 それが今・・・叶った・・・
※
顔を無くした無数の人
仮面を付けて今日も虚ろ
機械越しの視線の向う
止まって消えた ソーシャル・デッドワーク