本校陸上部は「自主性」というものが主眼に置かれています。
実はこの「自主性」は指導する側にはとても難しく、選手側も迷ってしまう
リスクの高い言葉です。
ほんの5年前くらいには練習メニューや走り方の指示はとてもきめ細かなものでした。
1本走っては指示、1本走っては指示というスタイルでした。
それがどうして変化したか。
ある日「今日は100mを好きなだけ走ってみなさい。」という無茶な指示をしました。
終わるものは1本でもいい。自分の思うようにやらせました。
結果・・・
100本走った子がいました。
全員の平均で60本を超えていました。これには驚き、ある考えが浮かびました。
「1本を大事に考えて走ることが大事だ。」
「ただ何本も走ればいいわけではない。」
「試合は1本だけだから1本に死ぬ気でいってほしい。」
これは指導者がよく考えることですが、はたして全国にこれを本当の意味で実践できている
選手は何人いるでしょうか。
逆に考えがなくともこれだけ走れれば、考えてスマートになりすぎている練習より効果が高いのではないか
とも考えました。
選手に好きなだけ好きなように走らせるという方向も面白いのではないか。
なにかひっかかるところがあり、はじめてみました。
次回はその実際の方法と成果について書いてみたいと思います。