爆弾発言をしたアナスタシアさんの素性が知れ渡ると、タイのTV、News だけでなくCNNまでも事件を報じることとなった。CNNの報道では、アナスタシアさんが書いたとされる在タイ米国大使館への手書きのレターも報じられ、米国大使館にも問い合わせが届く始末。
こうなってくると、在タイ米国大使館と在タイロシア大使館がどう動くかということだが、どちらも大きな動きを見せていない。しかしながら、ロシア本国からFSB(ロシアの治安機関)関係者がタイに入国し、情勢を観察しているとのニュースが報じられた。
ロシアが動いてるのは、アナスタシアさんがロシア人だからということもあるが、アナスタシアさんがSNSにアップしてしまった動画が原因との見方がる。というのも、この動画は、既にロシア野党が、オルガリヒ(ロシア富豪)と政治家の癒着の証拠として告発に活用しており、アナスタシアさんはロシア治安機関から狙われる立場だったそう。アナスタシアさんはロシアに居られない身で、タイに逃げてきたという感じか。
そういう想定に立てば、アナスタシアさんはロシアに強制送還されようなら、自分の身が危ないと思って、米国への亡命を狙ったのであろう。しかし、残念なことに、肝心の米国大使館は何の動きも見せない。トランプ大統領側の圧力があるのか、そもそも大した証言に繋がらないと考えているのか分からないが、アナスタシアさんを助ける気はさらさら無いようだ。
こういう状況に業を煮やし、アナスタシアさんも最近は米国側の陰謀でパタヤで逮捕されてしまった、デリパスカ氏(アナスタシアさんが友達だったロシア富豪で、SNSに関係動画をアップして、政治家との汚職やロシアンゲートの関与が疑われている人物)に謝りたいと言い出す始末。
4月中旬以降、本日まで追加の報道が出ていないので、何となく、タイにありがちな、うやむやのまま終了~(こっそり、ロシアに強制送還)という感じではある。ただ、一瞬とはいえCNNが報道するところまで世界を騒がせたので、ロシアに強制送還されたとしても、何かあれば世界が報じるのは確実であり、アナスタシアさんの身の安全は何となるのではないだろうか(甘い見込みか)。そこまで計算していたら、このアナスタシアさんは、やはりオルガリヒを手玉に取るだけはある。