かなり前に、このブログでもご紹介したが、バンコクには2つの競馬場がある。BTSラーチャテーウィー駅を降りて、ペッブリー通りを西に進んだ所に位置するRoyal Turf Clubと、BTSラチャダブリー駅真下に見えるRoyal Bangkok Sports Clubだ。
Bangkok Postのニュースによると、このうちRoyal Turf Clubの方が閉鎖される方向だそうだ。この競馬場は1916年に国王の所有する土地の上に建設されたそうで、今般、皇室財産管理局から、土地のリース契約の破棄を通告(180日前通知)が出された為、102年の歴史に幕を閉じることになったもよう。勿論、移転する可能性はあるようだが、今のところ、有力な移転プランは決まってないようだ。
皇室財産管理局はバンコクに多くの土地を所有しており、その資産からの収益が皇室の財の源泉となっている。ちょっと前から、バンコク中心部の古くなったビルの建て替えが進んでいたが、これも皇室財産管理局が保有する土地の収益性を高めるために、積極的に動いているとの噂があった。今回、歴史ある競馬場も漏れなく対象になってしまったんでしょう。
Royal Turf Clubの競馬場に行ったことがあるが、競馬開催日も客の入りはいまいち。勿論、競馬より、ランクが高い人の為の競馬場内のゴルフ施設、テニス施設、食事施設がメインと思うが、いずれの施設も古いので、あまり人気がなかったかもしれない。ただ、これはもう一方のRoyal Bangkok Sports Clubにも言えることで、こちらも皇室財産管理局の土地の上にあることを考えると、バンコクから競馬場が消えてしまう可能性があるかも。
Royal Bangkok Sports Clubはそれこそバンコク商業地域のど真ん中に位置し、BTSの駅からも近い。高層ビルの森の中に、ポツンとあらわれる非現実的な空間だ。何とか、こちらの競馬場は文化的施設として残してもらいたいな。