3月30日にタイ中銀より2月の経済状況が発表された。現在のタイ経済を牽引している輸出、観光ともに好調を維持している。

 

輸出は前年同月比7.7%増、内訳としては製造業が好調である一方で、農産物、海産物は前年同月比マイナスを計上。農業、漁業の輸出減速が一過性なのか継続するのか、来月の数値を待ちたい。

 

観光客数は前年同月比19.3%増。どうしてそんなにタイに観光客が訪れるのか不思議に思う。どんだけタイが好きなんだろう。ネットニュースでは、LCCのターミナルであるドンムアン空港だけでなく、スワンナプーム空港でも観光客が殺到してイミグレが大混雑である様子がアップされている。そんな簡単に空港受入れ能力が拡大するわけはないので、今後もこの状況が継続するとなると、若干うんざり。

 

輸出、観光ともに中国が牽引している様相に変わりなく、どちらも依然好調。ただ、米中の貿易戦争の影響次第では、タイ経済にも影響が出るかもしれない。貿易戦争のニュースが出てから、SET株式指数は1,800ポイントを切ったまま。

 

ちなみに、外国人投資家の売買は2018年1月に入り、急に5,000億バーツ/月ぐらいに膨れている。昨年は3,000億バーツ/月程度だったところ、急増した理由が良く分からない。2018年に入り1,800ポイントの大台に乗せたのは、この外国人投資家の売買ボリュームの増加が原因と思う。

 

なお、外国人投資家の売買ボリュームは増えているものの月ベースでは売り越しているので、買い支えはタイ人投資家だ。バブルを経験している日本人としては、今後の行く末が非常に気になる。