BTSトンロー駅下車、プロンポン側の南側の階段から地上に降りて、ビエンチャンキッチンがあるスクムビットソイ36を南下する。ビエンチャンキッチンの角を右折して、20Mも歩くと、右側に広い敷地の中に古い一軒家が見える。ここが徐富弘診療所だ。通りに面した塀の上に、よく街中で見かける足つぼの看板(足の裏に細かいツボが記されている絵)が出ているので、すぐに見つかるだろう。また、広い敷地の中には大きな木があり、木陰に入って灼熱の日光を避け、メインストリートから離れた静寂さに身をゆだねれば、何となく既にリラックスした気分になる。

 

玄関前にマッサージ嬢がたむろしてることもなく、引き戸の扉をガラガラと開ければ、更に静寂なマッサージルームの中に、マッサージ士とお客を見ることができるだろう。玄関から入ってすぐの部屋には5台ぐらいのマッサージチェアが、右隣の別部屋にも5台ぐらい。奥には全身マッサージ用の個室があるようだが、覗いたことは無い。マッサージ士同士がお喋りしないからか、中は静けさが支配している。

 

玄関すぐ脇のベンチに腰かけて待っていれば、手が空いてるマッサージ士が声を掛けてきて、空いてるスペースに案内してくれる。混んでいれば、「ヌンチュモン」等々、待ち時間を教えてくれる。予約はできない(おそらく英語も日本語も通じない)ので、偶然空いてることを祈るだけだ。ちなみに、この店は、マッサージ嬢と表現するよりは、マッサージ士と表現する方が適切だ。皆、基本的に上手。

 

足つぼマッサージは、台湾式の激痛マッサージ。本当に激痛であるが、表面的に痛いのではなく、本当にツボを押されて痛いという感覚。足の裏から、指先、土踏まず、かかとと、足の裏の至る所のツボというツボを、ぐりぐりと押していき、こちらが耐えているのを知ったうえで、平気で1時間やり続ける。お値段は、1時間400バーツで、通常のタイ式マッサージの倍の値段だが、その価値は十分にある。激痛を耐えた後の、爽快感はバンコク一といって過言ではない。

 

ゴルフの後に軽く行こうという感覚のマッサージではなく、今日は本格的に体をメンテナンスするぞいう意気込みで行くマッサージ屋である。ぜひ、今日は体のメンテナンスをするぞと思う日には出かけてみて欲しい。