BTSチットロム駅を降りて、ランスアン通りを南下すると、サラシン通りと突き当たる手前に、タイ料理の「クルア・ナイ・バーン」がある。昔はおしゃれな建物だったと思うが、今や、経年劣化が激しく、お店の前もごちゃごちゃしていて、見た目・雰囲気は美しくはない。
しかし、昼夜問わず、タイ人のお客さんでいっぱい。たまに満席で断れることもあり、金曜日や給料日直後付近は、予約した方が無難であろう。店員の英語力は微妙なので、予約する際には、タイ語を駆使する必要がある。タイ語がしゃべれなくても、何とか、日にち、時間、人数、名前を一方的に喋れば、何とかなる。
ごちゃごちゃした店前を通り過ぎて、入り口の扉を開けると、レジ兼受付のカウンターがある。カウンターの左側には大きな丸テーブルの席が何席かあり、奥にはトレイがある。また、カウンターを囲うような螺旋階段があり、2階へのアクセスとなっている。カウンターの右手は、4人~6人掛けの四角いテーブル席がいくつか。
席に座ると、店員がメニューを持参しながら、飲み物を聞いてくる。まずは、ビールを注文しよう。ビールとともに、水餃子のようなお通しが届く。中身は、肉餡と、何かの野菜炒めと、ニラ。
明らかにニラがハズレであり、3~4人で行くと、じゃんけんでハズレを引く人を決めて、ひとしきり盛り上がることができる。お店側も、お通しで小ネタを提供しているわけではないと思うが、いつまでも変えない。
メニューにはタイ語と共に英語も記載されており、写真も豊富の為、選ぶのが非常に容易である。カニやエビは時価となっており、そこそこのお値段を取られるが、それ以外の料理は非常にリーズナブル。100B~200Bであり、味も何を食べても美味しい。ただし、このお店はシーフードがメインであるところ、ガイヤーンやコームーヤーンを注文すると、非常に時間がかかる。どこか外の店に発注しているのではと思うぐらい時間を要するので、肉料理系を注文する時は、まず最初に注文しよう。
飲み物は、ワインやウィスキーも揃っており、値段も良心的。ただし、料理の辛さはタイ人スタンダードであるため、基本はビールになるだろう。気づけば、料理の辛さに先導されて、ビール瓶が何本もテーブルの上に置かれている。どんなに食べて、飲んでも、お会計時はびっくりするほどの安さ。
中々、アクセスしにくい場所にあり、2次会へのアクセスも微妙な場所にあるが、居酒屋感覚で使うタイ料理屋としてはベストなお店だ。