運動が得意な人が陥りがちなこと……



運動が得意、とは、



走るのが速い、

筋力が強い、

瞬発力がある



こんな人のことのことです。






アラフォー、アラフィフともなると

もう長い事、本気で走っていないと思いますので

子供のころから20代くらいまで得意だった方で

よいと思います。





こんな人が、運動やエクササイズをした場合、



 

陥りがちなことが、

3つあります。







1つ目、





ケガをしやすい。





自分は運動は得意だったから

できるはず、と思って無意識のうちに

ムリをするから、筋肉や腱に過剰に負担がかかり

ケガをする、というパターンと、



運動は得意だったから、いつでも

できるイメージをして運動する。

すると、もう子供の頃のように体は軽くなくいし、

俊敏さも衰えているから、

現実とのギャップが生まれ、

結果、できない事をやろうとしてケガをする、

というパターン。





子供の運動会で昔走るの速かったお父さんが

ハッスルし過ぎて

ひどくこけてケガをする、ってやつですね。





まあ、ケガをしなくても

つい頑張っちゃうから

後で筋肉痛になったり、凝ったり、張ったりが

出やすいのは間違いありませんね。





運動ができる…

カッコいいし、ポジティブでいいんですが、

それが落とし穴。

とにかくケガをしやすいのです。







そもそも、運動が苦手と自覚している人は

自分ができる、なんて思ってないから、

いっさい、ムリをしません。

筋力も弱いから、

筋肉をギュって使って、

高く飛ぶ、とか、ボールを遠くに投げるとか、

そういう楽しさを感じた経験が少ないから

わざわざ、やることもなく、

ケガのしようがないわけです。





運動が苦手、

と言うと、ネガティブに聞こえますが、

実は、この感覚ってとっても素晴らしいことなんです。





運動が得意な人は、

ちょっとくらい、首が痛くたって、

腰の負担を感じたって、

ふくらはぎが張ったって、

やりたいわけですよ。



むしろ、やめる、止める、

という選択がなかなかできない。

だって、運動って楽しいって知ってるから。



心の問題がかなり大きく関係しています。



やりたいの~、休みたくないの~、

だってやれる自分でいたいから。

運動得意だから~。







これって、かなりやっかいです。

どこかに不調が出ているのに、

やめない、休まない、

ポジティブ過ぎる心( ̄▽ ̄)





これ、完全に私のことですが、

生徒さんの中にも、まぁ、似たタイプの方が

いるんですよ(>_<)





痛いのに、動いちゃう、

つい、やり過ぎちゃう、、、、





って、運動苦手な人から見たら、

バカ?って思うと思います。





しかし、運動得意な人って

止める、休む、って

相当、エイって頑張らないと出来ないんですね~











では、

運動が得意な人が陥りがちなこと

2つ目。







筋肉をかためて使う、です。



ちょっと意味が分からない、かも知れませんね。





例えば、ウエイトリフティングや砲丸投げなんかの

瞬発的に大きな力を出したいような運動の場合

筋肉をガンガンにかたくするイメージだと思います。

これを筋肉のかため度100%としましょう。





バドミントンのように、

走り回り、ラケットを繰り返し振らなければならない

ような運動の場合、

そこまで大きな力は要らない代わりに

持久力が必要になってきますね、。

こういうタイプの運動の場合の

筋肉のかため度60%としましょう。

バスケットボール、バレーボール、テニスなど

多くの競技がこれと似ていると思います。



がっちり固め過ぎては

臨機応変に、柔軟にボールを追いかけることは

できませんからね。



この競技の人たちは、

それほど大きな筋肉はついていませんね。







で、このようなスポーツとちょっとかけ離れて

さらに筋肉かため度が低いのが、

新体操やクラシックバレエだと思います。

高く跳んだり、たくさん回転したりは

するけど、

筋肉をギュッと固めて瞬間的に大きなパワーを

要するような動きはないです。

だから、見た目で見える筋肉は

あまりついていません。

筋肉かため度は30%くらいでしょうか。





運動が得意な人は、

必要としない時でも、

つい70%、80%という風に

筋肉をかためてしまうのです。





分かりやすく言うと、

ヨガなんかのゆったりしたポーズの時も

息を止めて、筋肉をがっちり固めていたり。







このかためて使うばかりを繰り返しながら

体を大きく使った動きをしようとすると

ケガをしやすくなるだけでなく、

動きがかたく、しなやかさがない

ピノキオのような動きになりがちなんですね。









では、

運動が得意な人が陥りがちなことの、

3つ目行きます。

思いの外、長くなってしまったので、

3つ目はさらっと書きます。





それは、体の柔軟性をうばう、です。





筋肉を緩めることができないので、

いつもがっちり固まってしまって、

結果、柔軟性のない体になってしまいます。

前屈や開脚前屈などのストレッチですら、

力でなんとかしようとしてしまい

筋肉をゆるめることが出来ず

柔軟性のない動きになります。

体が変化できないから、心まで凝り固まっている方が

とっても多いです。







運動が得意って、一見良さそうに聞こえますが、

私のレッスンでは、両方のタイプの方がいらっしゃって

いつも、お互いに



筋肉ゆるめれていいですね~

いやいや、運動が得意で羨ましいですよ~



って言い合ってます。



最後は、

足して2で割りたいよね~



で落ち着きます(笑)




あなたは、

運動が得意な方ですか?

それとも苦手な方ですか?



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