腕の動きが硬いとか変とかって指摘されると、


つい、腕をどうしたら良いんだろう、、、?


って悩んじゃいますよね💦



 はい、人間ってそういうもんです😆



 私もそうでした。


バレエのレッスンに行って、腕が硬い


パッセが変、つま先が、、、、って言われて、


腕をどうしたら?パッセの足ってどうやるの?


ってなった😅




 いや〜、でもついつい


今の私も言っちゃってますね💦


腕が変、背中が変、、、、。


いけないですね💦




 要は、体の芯がしっかり分かってないから、


いちいち、パーツが変になるだけなので、


そう言ってあげないといけません‼️




 私自身がどうやって、


自分の変を直したかと言うと、


その、変、って言われてるパーツを


意識したり直そうとしたりするのをやめて、


体の芯からのエネルギーの流れのイメージを


作る事だけに集中したんです。




 熟年の鍛錬され尽くしたダンサーとか


役者なら、


肘から先だけの表現でも、人の心を動かす


事が出来ると思います。




 でもこれって、決して、肘から先だけで


表現しているのではないはずです。


全身全霊をかけて表現したい事、


例えば、悲しみとか、喜びとか、恐れとか、


そういう溢れ出るものを、


体の奥の方から、気持ちと一緒に


肘から先に伝えて、


動きになってるはずなんですよね。





 ダンスって体で表現するものだけど、


その体に、魂が宿ってて


エネルギーが溢れ漲っててはじめて


芸術アートになるんだと思います。


ただの腕の動き、とか、飛ぶ、とかじゃぁ


体操とか有酸素運動になるだけで、


観る価値のあるものにはならないですね😅




 だから、レッスンで振り付けを踊る時は、


気持ちとか表現したい事が


おぼろげにでも良いから、


ないと、ダメ。




これ、エクササイズでもそうかも。


私の場合は、そうですね、、、


バレエの基礎エクササイズをやる時に


イメージするのは、


淡い水色のふんわりとした羽衣を優雅に


操ってる貴婦人になったつもり、とか。


ジャズのルイジエクササイズをやる時は、


土臭いアフリカの原住民が自然の恵みを


受け取り、腹の底からの喜びを体じゅうから


溢れさせているつもり、とか😆



あ、あくまで、これは、例えです😆


実際はもっとおぼろげな感じですし、


日によっても違う。



 

 話しが膨らみ過ぎました💦🙇‍♂️



 元に戻します。




 要は、腕の動きが硬い、は、


 腕だけの問題では、全然ない!


 って事なんですね!


 体の核のパワー(引き上げとも言うかな)が


 弱い、って事なんですね。




 どんなに速く走れるタイヤをつけて、


良い車体を作って素晴らしい燃料を用意しても、


エンジンにパワーがなかったら、


速くは走れない車なのと同じ。



 体の芯のパワーがあるかどうか、


あるって感じてるかどうか。




体の芯のパワーを生み出すのは、


もはや精神統一なのかも。




振り付けの順番やうまく立てるか


上手く回れるか、邪念があるようじゃ、


精神統一は出来ませんよ〜。




でも、精神統一って意外とシンプル。


音楽に溶け込みたい、とか、


愛してるとか悲しいとか切ないとか、


何か自分の中にある一番の伝えたい気持ちを


心を込めて表現しようと思えば良いのです。




 例えば、大事な人が大事にしているものに


触れる時の触れ方、


柔らかい手の動きになるでしょう?


ただ触れるだけでも、


そこには温かい気持ちがあるから、


エレベーターのボタンを押す時の


無機質な感じにはならないはず😊




 今日は、なんだか


スピリチュアルな話しになってしまいましたね😅


私は、普通のしがないダンス講師です😆