サスカチュワンでのバスとトラックの衝突事故で胸部から下が麻痺してしまったライアンくん。
たったの19歳。
たった19歳。
どれだけショックで将来が不安になったことでしょう。
それなのに、事故後2、3日で、
スレッジホッケー(足の不自由な人がソリに座ってするホッケー)でオリンピックに行くよ!
と。
この若さで、こんな状況で、どうしたらこうも前向きになれるのか?
ライアンくんの強さに心打たれました。
3日ほど前に故郷のカルガリーに帰り、インタビューを受けました。
お医者さんには2度と歩けないって言われた。
でもそれは間違ってるって証明したい。
リハビリをがんばって、絶対歩くんだと。
16人の仲間やコーチを亡くし、自分自身下半身不随になりながら、こんなにも前向きでいられるなんて。
そして、19歳のもう一人。
息子のアシスタントコーチだったクリント。
クリントはバンクーバーのジュニアチームでキャプテンを努めた将来有望な選手だったそうです。
残念ながら度重なる膝の怪我で、辞めざるを得なくなり、17歳でホッケーを断念。
その後、コーチに転向して子どもたちを教えていました。
大好きだったホッケーを諦めるだけでも、どれだけ辛く、悲しかったことか。
その上、去年の末にお父さんを癌で亡くしてしまったんです
父子家庭で、お母さんとは一切連絡を取っていないそうで、19歳にして一人で生きていかなくなったクリント。
2週間ほど休んだ後、コーチとして戻ってきて、前と変わらず、元気で明るく、悲しい影も見せずに。
19歳のこの二人。
本当に強いな、と思います。
私だったらきっと、悲劇のヒロインに入り浸っているような気がします。
やっぱり、スポーツをしていると強くなれるのかな。
本当に大好きな、人生を掛けてやりたい事があると強くなれるのかな。
ご両親はライアンくんを、お父さんはクリントをどんなふうに育てられたんでしょう?
ライアンくんやクリントみたいに、辛いことがあっても前を向いて生きていける子供たちに、どうしたら育てられるんだろう?
こんな子達みたいに育てられればいいな、と思ったのでした。