そんな中、先週末から異変が起きています。
それは、東京湾のショウサイフグ(いわゆる「湾フグ」)が爆釣しているではありませんか。
フグ釣りを始めて3年になりますが、ヨリフグは伝説かと思っていました。
震災により、東京湾のショウサイフグの産卵場所が無くなり、激減したらしいとも聞いています。
ヨリフグは、「寄りフグ」ではなく、「選りフグ」だそうで、この時期に測って揃えたように同じサイズのショウサイフグが爆釣することだそうです。
また、これは金沢八景の野毛屋釣船店のみで通用する言葉だったとか....
9/22の各船宿の釣果は、釣果がトップで100匹以上です。
これはヨリフグを是非とも体験したく、金沢八景の野毛屋さんに炸裂しているヨリフグ退治に出撃しました。
やはり毎日の爆釣によりお客さんが多いです。
船に乗り、はやる気持ちを抑えて準備をします。
7:15 いざ出撃です。
八景島を横に見て、大貫沖の海苔の養殖場近くを目指します。
30分で到着。
金沢八景は、ポイントに近く、ホントに便利です。
早速釣り開始です。
そしたら、いきなりあちこちでヒットです。
しかし、そのサイズは.........................
びっくりするほどチビです。
鹿島では確実にリリースするサイズ。
その後も、暇しない程度に釣れ続けます。
まさかの、このサイズを100匹も釣っていたようです。
実は、フグが爆釣中と言えば鹿島もそうなんですが、鹿島に行こうかどうか悩んでいました。
「失敗したか」と半分後悔もしました。
そんなチビフグも昼過ぎにはアタリが少なくなってきました。
誰も100匹の爆釣になる雰囲気はありません。
そんなところで、き、きましたビッグヒット!!
なんとアカメではありませんか!
この豊満なボディーはたまりません。
結局、チビショウサイフグ20匹ちょっととアカメ2匹をキープし、15匹くらいは小さすぎるためリリースしました。
そんなわけで、かなり微妙なヨリフグですが、一つだけ鹿島などにはないことがあります。
それは、湾フグ独特のアタリをとってかける楽しさは大きさとは関係なく非常に楽しいものでした。
このような釣果では「アーア! 鹿島に行けば良かった!」となるところでしたが、この湾フグの楽しみは何とも言えないものがあります。
ちょっとがっかりなヨリフグではありますが、これから秋本番、やっぱ、青物退治に行くでしょう!!






