「とある劇団がやってるBarに行こうと思ってるんだ。」と俺が言う。
かえってきた先生の言葉は、
「それは無謀、かなりチャレンジャー、むしろドンキホーテ。」
(脚色してあります。)

「オレが知っている。」というだけの理由で行ってみようと思った。
飲みに行くのに「素敵な女性がいる店」これに勝る選択肢はない。
劇団大穴で見た、あの人がいる店・・・。

だが、しかし、誰も知り合いがいない。単独行動。スネーク。
想像してごらん?
「三日月亭」にしろ「へむへむ」にしろ、
そこに誰も知らない人が来たら?ってことを。
劇場のバーカウンターを間借りしての営業・・・、つまり条件は同じ。
そういうわけで、オレは存在をスルーされる覚悟で行ってみた。
某メイド喫茶、水都の一見客のように。
カヘにしろ、地下ライブにしろ、三日月亭、へむへむ、鳥+、and so on.
どこへ行っても居場所があることの安心感と表裏一体のマンネリズム。
刺激が欲しい。
逆説的ではあるが、存在感を発揮できず黙殺されることで
得られる刺激。

・・・前説長い!

少し深呼吸をして、息を整えて、
「えいっ!」とばかりに開けたドア。
「いらっしゃいませ~。」
・・・と一瞬、止まる空気。
早速来たぜ、と内心ニヤリ。
「ここへはどうやって?」
「ネットの海をたどって」
とそのまま静かに飲む予定だったんだけど・・・。
「悲願華、見たことありますよ」
などと口走っていた。
隣に座ってた女性も、どこかで見た劇団員。
私の記憶が確かなら、からまわりえっちゃん。
目が合った瞬間、会釈してくれるもんだから、ついつい
「お芝居見たことがありますよ。」

予定していた以上に饒舌になっていたのは、酒のせい?
気がつくと劇団の代表さんと熱く語っていた!

前田さんと喋ってたら、
「ペタ残したんですけど」
なんて口を滑らすオレのバカバカバカ!
ここがバレちまうじゃないか!
と突然、オレの携帯がメール着信。
ハハん、さてはカヘかライブの仲間が
コメくれたのかなぁ・・・なんて確認してみると、
アメンバーの申請(゚∀゚)キタコレ!!
顔を上げると二コりとする前田サン。

えっ!?工エエェェ(´д`)ェェエエ工

いいんですか?
オレ、通りがかりの人間ですよ?
っていうか、それ以上に日本橋の人間ですよ?
つまりヲタですよ?っていうか、メイドとアイドルに
はまっちゃってるオサーンですよ?
ブログに書いてる内容、芝居のことも書くけど、
半分以上がキモヲタ日記なんですけど・・・。

そうこうしているうちに芝居の時間がやってきた。
どうやら酒を飲みながら芝居を見れるらしい。
シェイクスピアより「ロミオとジュリエット」「夏の夜の夢」「リア王」
「ロミオとジュリエット」ご存知ですか?と聞かれて、
「ロミオとシンデレラなら・・・」などと脳内で答えてるオレ。
ほんの数分の短い寸劇だけど、手を抜いてない演者に感動。
素晴らしい!
いつも学生さんの舞台を見て感じるキラキラがそこにあった。

劇場のマスターとも会話が弾む。
楽しい!楽しすぐる!

そうか、分かったぞ!
オレ、ずっと一人で観劇趣味してきて、誰とも喋れなくって、
ずっと飢えてたんだな。お芝居について喋るってことに。
まだ一年そこそこのビギナーだけど、もっともっと喋りたいぜ!

気がつくと終電まぎわ。時間足りなさ杉。
後ろ髪引かれる思いで、去らねばならぬ。無念じゃ。

次も来たい!
月曜の夜、前日の疲れを引きずってることが多いが、
また来たい!そう思わせる素敵な夜でした。マンセー!

前説も長かったけど、本文も長かったー!