部品が来るまで違う作業を進めます。

 

リップスボアアップの説明書には点火時期を進角して使用することと書かれていましたが

何分95年以降の50は機械的に点火時期の変更が出来ない様な構造になっております。

 

リップスさんでは純正のジェネレーターベースを加工したものを販売していますがまたここでそれを注文しますと時間が掛かりますので純正を外して加工しました。

 

 

こんな感じですね。

ケースに当たる部分を少しずつ合わせながらの作業で手間がかかりますね

現在新品が出ないようで失敗しますと中古などを探したりしないといけませんので慎重にです。

後はクラッチを強化に変更も必要だそうでこちらも合間に勧めました。

 

こちらはすんなりと進みましたのでよかったのですが

ステップを可変ポジションバックステップに変更するのですがこれが大変でした。

 

作りは大変きれいで良いものに見えますがステップベースがNSF100用でその他が

NSF用だったりZX750用だったりとメーカーでも流用?部品共通化?している為すんなりとは付きませんでした。

 

先ずはブレーキ側ですおそらくすんなりとは付かないな~と思われたのでこちら側ですが、

仮組しましたらやはりでした。

マスターを世紀に位置に留めてみましたらペダル角度が上に付きすぎでブレーキが踏めないと言うか踏みっぱなしになりそうですし、ピロボールとペダルを取り付けているネジがスイングアームに干渉します(このままではスイングアームがフライス加工されてしまします)

後はブレーキスイッチのステーがペダル側にありません(これはNSF用ですから致し方ないですかね)これを修正していきます。

 

ペダルの角度ですがこればマスターのネジを切ってしまえば簡単ですが部品が手に入るかわからない状態で元に戻せなくなる加工は避けたかったので別で作ります。

ピロボールがM6XM6の物なら鍋ネジかトラスネジを利用したロッドに置き換えれば良いのですが今回はペダル側はM6ですがマスター側がM8ですのでM8の鍋ネジに純正サイズの15mmカラーの純正タイプ風にしました、ただM8ネジでは頭が大きいため削って大きさを調整してみました。

こんな風ですね。

これで角度はよくなりましたがスイングアームへの干渉は全体を外に出すかマスターの位置を外に出すかしないといけないので悩みどころでしたがチャンバーの逃げなどを考えますとマスターの位置変更で対処することに。

通常は奥からマスター・ステップホルダー・ヒールガードなのですが

今回は奥からステップホルダー・マスター・カラー・ヒールガードとするためM6X8mmカラーのを入れて少し長めのネジを使用してナット止めにしました、これでスイングアームとの干渉は逃げましたのでブレーキスイッチ用のステーをペダルに追加して

一から作っても良かったのですが汎用ステーを加工して使用しました。

これでブレーキ側は完成となりました。

こんな感じですね。

 

隙間ができてます。

反対側ですがこれもスイングアーム干渉しまして・・・

こちらはステップの取付ボルトが当たるためフレームとベースの間にカラーを入れて全体的に外に出しました。

こんな風にです、でこちらもペダル位置が上過ぎたのでロッドを少し短縮加工して合わせました。

 

ペダル位置は左右とも純正に近い位置で設定しています。

街乗りではこの方が乗りやすいですし慣れてからポジション変更しても良いですしね。

あっ!リアサスもPOSH製・・・!シフトアップ製かな?に交換しました。

 

残りは部品到着後ですね。