あなたは何者ですか?
今日は受難節(レント)の第3主日。
キリストが十字架につけられた受難日へのカウント・ダウン。
というよりも、キリストが十字架につけられた後に復活したことを祝うイースターへのカウントダウンといったほうがいいかもしれない。
ここでは何度も書いているけど、北海道の季節はイースターとハロウィンを境に変わるといっても、決して大げさではない。
イースターが近づくと、もうすぐ暖かい日々がやってくると感じる。
今日の礼拝における説教題は、「”わたしの”信仰告白」
聖書箇所は、「マルコによる福音書」8章27節から35節まで。
以下は、本日の礼拝説教における、僕の覚書である。
「そこで、イエスがお尋ねになった『それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。』ペトロが答えた。『あなたはメシア(救世主)です。』」(8章29節)
この問答の前に、イエスは弟子達に、世の人々は私達をどう言っているのかと問う。弟子達の答はおおむね好意的なものである。しかし、そのあとに、イエスはあえて問う。あなたは、私をどう思っているかと。
日本にプロテスタント教会が宣教を始めてから、おおむね150年。
幸いなことに、キリスト教会は日本では好意的に受け入れられているが、しかし、そういった世間一般のキリスト教に対する評価と、今の自分自身の信仰は別。
あなたにとって、イエス・キリストとは何者か?
信仰はいつでも、そうした「わたしの信仰告白」からはじまる。
「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」(8章34節)
しかし、自分の十字架を探す必要はない。
誰も望んではいないが、すべての人に、自分にふさわしい十字架が与えられている。
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以前、北千住の魔法使いに「ユーリさん、あなたは何者ですか?」と尋ねられたことがある。
まさか「北海道、いや、日本で最高のゴスペル・シンガーです。」と本当のことを答えるわけにもいかず、適当にお茶を濁したのだけど、
しかし、「あなたは何者ですか。」という問いほど、聞かれて困る問いは無いだろうと思うし、また、その問いには、まったくもって意味が無いとも思うのだ。
本当に大切な問いかけとは、「あなたにとって、私は何者ですか?」ということだろうと思う。
