ミュシャ展(パリの夢、モラヴィアの祈り)
札幌に着いてホテルに荷物を降ろすと、僕と上の娘は歩いて美術館に向かいました。
目的はもちろん、「ミュシャ展」。
去年の3月に母と一緒に東京に行ったとき、山手線の駅のホームに当時森美術館で行われる予定だったミュシャの展覧会のポスターがベタベタと貼ってあり、悔しいおもいをしたのですが、まさか1年以上たって北海道に来てくれるとは思いませんでした。
アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)はモラヴィア(今のチェコ)生まれ。
パリでグラフィックデザイナーとしてセンセーションをまきおこし、アール・ヌーヴォーの旗手として売れっ子になったあと祖国チェコに帰国し、絵画をとおして当時オーストリア帝国から独立したチェコスロバキアの民族感情を刺激し、高揚させるためにさまざまなことを行った、という彼の人生が展示物を通して理解できる展覧会でした。
僕は彼の女性を意匠とした作品群が大好きで、特に「四芸術」はお気に入り中のお気に入り。
でも、「四つの宝石」や「四つの星」も良かったですね。
それから、ポスターに使われているのが「チェコスロバキア独立10周年記念」の絵。印刷されたものを見たときはそれほどでもなかったのですが、現物は白い服を着たブロンド女性の気品あふれるまなざしに射すくめられてしまって、しばらくその場を動けませんでした。
「四芸術」より 「舞踏」
「四芸術」より 「絵画」
「四芸術」より「詩」
「四芸術」より 「音楽」




