オペレッタ「こうもり」出演
北見で行われた横浜ピッコロ主催のオペレッタ「こうもり」(ヨハン・シュトラウスⅡ世作曲)に出演しました。
現役でバリバリ歌っているプロの声楽家のかたがたと同じステージに立って一緒に歌える、というのは、とてつもなくエキサイティングな経験でした。
最初に横浜ピッコロの秋山さんから、アメブロのメッセージで北見男声合唱団に出演を打診されたのが去年の秋から冬に入ろうかというころ。
本番まで時間がそれほど無いことから二の足を踏む団員に、パーティーのお客さんとして4曲歌い、あとはウィーンの名士としてパーティーを楽しむそぶりを見せてくれていればいいから、と団のコンサートマスターMさんが説得してくださり、団としてではなく有志として12名の出演、ということで最初の横浜ピッコロさんと北見藤女子高校合唱部との練習にこぎつけたのですが…
いざ蓋を開けてみれば曲は倍以上。しかも出演中はしっかり演出がつき、おまけに女子高生とワルツまで踊るというおまけつき。いやあ、「話が違う」という言葉を何度聞いたことか。(笑)
でも、出て良かったです。本番では皆、すごく喜んでいました。やっぱり、なんだかんだ言っても、心底から歌うこと、ステージに立つことが好きな男たちです。
出演したのは主催者の横浜ピッコロ、北見藤女子高校合唱部、そして北見男声合唱団有志。ソプラノの佐藤貴子さん(二期会、ジョイヤ)、ソプラノの小林教子さん(常盤学園大学非常勤講師他)、テノールの岡坂弘毅さん(藤原歌劇団)、バリトンの和下田大典さん(藤原歌劇団)。
ピアノが小森美穂さんで、脚本・演出・指揮が永澤三枝子さん。
そう、この永澤さんの演出がすごかった。
会場になったのは北見芸文ホールの音楽ホール。本来は音楽の演奏会専用のホールで、舞台装置なんか何もありません。
こんな感じ。
それが、永澤さんがアイデアひとつ出すごとに、どんどんパーティー会場になっていく。
例えば、僕らが最初にステージに出るシーン。
ただ歩いて舞台袖からステージに出てくるだけなのに、そこに数えきれないほどのアイデアがあって、しかもそれがひとつ出るごとに、味もそっけもない舞台が見違えるほど19世紀ウィーンのパーティー会場に変貌をとげてゆく。
いやあ、演出家の凄み、というものを感じました。
終演後のロビーで、バレエをやらせている娘たちにステージの上で僕がいかにカッコ良かったかを聞いてみました。
彼女たちが言うには、
動きが中途半端。(あってる。)
ワルツを踊るときに姿勢が悪い。(あってる。)
というか、それ以前にダンスが下手。(あってる。)
終演後は「蛍屋」で打ち上げでした。(もちろん、お酒の飲めない高校生たちは抜き。)
いろいろなかたと、今日のステージのこと、音楽のこと、音楽じゃないこと、いろいろな話をさせていただきました。
特に、小林教子さんとは歳が近く、子供も同じ中学1年生ということで意気投合。(笑)
僕からも、いろいろ話をさせていただきました。北見でゴスペル・クワイアをつくった時のこと、谷先生(小林さんはご存じでした!)に合唱を教えてもらっていること、谷川賢作さんのピアノでmasaoの曲を歌ったときのこと、などなど…
本当に楽しい1日でした。
あまりに楽しすぎて、日常に戻るのがたいへんだったほど。
でも、谷先生がいつも言われているとおり、日常があるからこそのハレ日ですよね。(笑)


