アドベント第一主日 | サトウユウイチのごすぺる放浪記

アドベント第一主日


ユーリのごすぺる放浪記


北見望ヶ丘教会では、2010年11月28日待降節第1主日礼拝が行われました。


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説教「闇の中に輝く光」(秋山千四郎牧師)


エレミヤ書33章14節・15節


『見よ、わたしが、イスラエルの家とユダの家に恵みの約束を果たす日が来る、と主は言われる。その日、その時、わたしはダビデのために正義の若枝を生え出でさせる。彼は公平と正義をもってこの国を治める。』


 旧約聖書のひとつ、エレミヤ書の主人公であるエレミヤは預言者です。

 預言者とは神の言葉を預かる者という意味であり、そのなすべきことのひとつは、現状を分析してそれに批判を加える、そしてその現状分析にもとづいて将来的なビジョンを語るということでした。

 そのため、真の預言者はいつの時代も人々からうとまれ、嫌われる存在でした。


 エレミヤの時代のイスラエル王国は平和と繁栄を享受していましたが、エレミヤは「このままではイスラエルはバビロニアに滅ぼされる。それを避けるために主なる神に立ち返らなければならない。」と人々に警告を発しますが、人々はそれを無視し、エレミヤは売国奴呼ばわりされて迫害を受けることになります。


 しかし、その言葉どおりにBC586年、イスラエルはバビロニアによって滅ぼされ、首都エルサレムと神殿は破壊されて人々の多くは捕虜としてバビロニアに連れ去られることになります。


 その廃墟となったエルサレムで、主はエレミヤに究極の希望を語るのです。

 それは、滅ぼされたイスラエルが再興され、神殿が再建される(それはBC537年に実現します。)だけでなく、人類に究極の希望が与えられるというものでした。


 人々はエレミヤに与えられた希望の言葉を代々語り伝えてゆくのですが、やがてイスラエル滅亡から586年後、世界は歴史を紀元前と紀元後のふたつに分ける、大きな事件を迎えることになります。


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「繁栄や平和を享受しているただ中にあって危機の芽を敏感に感じ取り、それに適切に対応できるか、あるいはできないかによってその後のその民族の運命が変わる。」


 これは、僕が愛読している塩野七生「ローマ人の物語」にくりかえし示されるテーマでもありますね。

 北見ではもうじき雪が降りそうなので、そろそろタイヤ交換をしなけりゃ。(笑)