日本基督教団第57回北海教区年頭修養会参加報告 | サトウユウイチのごすぺる放浪記

日本基督教団第57回北海教区年頭修養会参加報告


 まるで、出張に行った後に書く復命書のような題ですな。


 1月12日から13日にかけて、1泊2日の日程で行われた年頭修養会に参加して来ました。


 そもそも年頭修養会とはなにか?


 日本におけるプロテスタントの一派、日本基督教団に所属する、北海道のキリスト者達が一年に

一度、年のはじめに集まってともに祈り、勉強する場所を持つという会。毎年さまざまな管内の回り

持ちで行われております。


 で、今年の開催場所は北見市内の温根湯温泉。

 という訳で、僕も北見望が丘教会の一員として、ある時はマイクを持って走り回り、あるときはお

弁当の仕分と、パシリとして働いておりました。「歌え」というお声は最後までかかりませんでしたが‥


 ちなみに、家内は会期中に持たれた三回の礼拝に奏楽者として登場。ミスタッチが多くてヒヤヒヤ

しましたが、なんとか無事にこなしてくれました。


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 今回の会のテーマは「みことばに生きる小さき群れの苦悩と希望と」


 北海道は、その広さの割に人口が少ないことから、札幌や旭川などの一部の都市部にある教会

を除けば、教会員が数人~十数人くらいの小規模な教会がほとんどです。

 例えば、僕が今通っている北見望が丘教会は礼拝参加者が十数人から、多いときで三十人ほど。

以前通っていた興部教会は十数人が集まれば多いほう。他の教会もだいたい似たり寄ったりです。


 で、そうした小さな教会に光を当てようということで、今回のテーマが採用されたようです。


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 初日には、基調講演として松崎教会と南豆教会の星野正興先生が登場。

特に南豆教会は伊豆半島の南の先っぽにある教会ということで、教会員もほんの数人しか居ない

とのこと。そんな場所にも小さな教会はあるのかと思うと、ちょっとホッとします。


 講演は御自分が書かれた日記を元に、農場で働きながら進学を学ぶ神学校で、一緒に農場で

泥にまみれて働いていた方から「お前は今の姿のままで牧師になれよ」と言われた日から、秋田

の八郎潟で開拓伝道として誰も居ない教会で壁に向かって説教をしていた頃から南豆教会での

牧会をへて今日まで、時の流れを行きつ戻りつ、ひとつひとつの事柄をかみしめるように話されま

した。


 誠実に一歩一歩送って来られた日々を振り返る言葉に耳を傾けていると、自分に与えられた場

所で小さな事柄を着実に積み重ねてゆくことにこそ、本当に偉大な行いなのではなかと思わされ

ましたね。


 お話があまりに深く、面白かったので著作を購入してしまいました。


「神様の正体」(星野正興 著)株式会社ミスター・パートナー


 特に印象に残った部分を抜粋


「電話でコミュニケーションが取れれば、日曜日ではない日に、時間を決めて牧師を訪ねてみれ

ばよい。中には堅ブツの牧師もいないわけではないが、みんな結構、面白い人間たちだ。(中略)

うまく行けば、牧師や神父と居酒屋で一パイということもできるかも。でも、プロテスタントの牧師は、

だいたい貧しいので、あなたがおごること。」


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 二日目は全大会ということで、「北海教区における小規模教会」と題し中標津伝道所、江差伝道

所、そして我らが興部伝道所の現状報告が行われました。


 それぞれ様々なことを報告した訳ですが、その中で皆が一致したことは、「北海道における小規

模な教会は、その地にただ立ち続けるだけでも素晴らしい意味を持つ」ということでした。


 例え小さくとも近くに教会があれば、例えばクリスマスのときにでも教会に行ってみようかと思う

ことができる。

 また、転勤などでその町の近くに訪れたキリスト者が、遠い雪道を1時間、2時間と車を走らせて

近隣の都会の教会に通うことなく、礼拝を守ることができる。等々。


 ただ、唯一残念に思った点を言わせてもらえれば、各教会の発表の時間がそれほど取れなかっ

たためか、教会員の数の変遷とか、会堂のけん制、牧師の招聘など、話の内容がどうしても内向

きになっていることでしたね。

 できれば、ここはひとつ、うちの教会は外に向かってこんなことをしている!というような話が欲し

かったところです。

 例えば、一人暮らしのお年寄りの家の雪かきを教会員が手分けしてやっているとか、会堂を近所

のお兄ちゃんのバンドのコンサート会場にしているとか、そんな話を。


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 ということで、今回参加した年頭修養会。参加者が250人くらいと手ごろな人数だったことや、好

評だった講演、そして、参加者のほとんどにとって切実なテーマ設定などの理由により、とても熱

気にあふれ、かつ和気あいあいとした雰囲気で終えることができました。

 温根湯温泉のお湯のように、温かいものを参加者すべてのかたがたに持ち帰っていただくことが

できたのではないかと思います。


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おまけ





(ホテル「大江本家」での夕食。どうだ、うまそうだろう。)



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(お土産に買ってきた、道北センターの蜂蜜と、やたら壮大な名前のトマトジュース)



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(興部教会の、伊藤”ちゃーりぃ”大道牧師。ブログ掲載は本人の了承済。う~ん、もうちょっと面白

いポーズをとってくれたら、トップ画像だったんだけど‥)



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 ちょっと別の話になりますが、横で激しく踊っているお姉さん達の下に「チーズ工房ドン・ディヴァン」

という名前でリンクが貼ってあります。

 これをクリックすると、興部の友人がはじめたチーズ工房のHPに飛ぶことができます。

 おいしいですから、是非いちどご賞味あれ!

 というか一度、騙されたと思って取り寄せて食べてみてください。お願いします。m(_ _ )m