とある冬の日

稽古場のエアコンが壊れていて

みんな風邪を引きながら

稽古をしていた時に

体が温まる何かを差し入れに行こうと考えた。

冬の温まる物…豚汁が思いついたけど

稽古場に包丁やまな板があったか不明だったし

手間がかかる…

何がいいかと考えて思いついたのが

「おでん」だった。

稽古場近くのスーパーで具材を買って

稽古場で温めればいい。


そして、主宰に話すと「俺が味付けする!」と。

後、鍋を持って来てくれるとの事で

当日、稽古前に集合して近くのスーパーで買い物をした。



私は、生まれも育ちも神奈川

主宰の出身は愛媛

ここで味の違いが出るわけです。

私は、ちくわぶが好きなのだけど

「俺が作る!」と言った主宰は

「関西はちくわぶは、入れない!」と。

あと、こんにゃくがあるから

結び白滝は、入れないとかね。


買い物を、して稽古場に入り

奥の小さなキッチンでおでんを作る。


役者さん達が入ってくる度に

「何作ってんの?」と見にくる。

稽古中も、かすかなおでんの香りがすると

役者さん達は、稽古どころじゃないみたいで(笑)


演出家が稽古の終わりを少し早めにしてくれて

稽古場でおでんパーティー!

稽古場の下が酒屋さんなので

ビールを買ってきたりして。


おでんにビールは最高みたいね。

私はお酒飲まないから分からないけど(^^)



そして、女優さんの一人が「ちくわぶないね?」と。

ほーらね。

みんな東京の人だもの。


「私は入れるって言ったんです!!(笑)」と。


とはいえ、大きな鍋いっぱいに作ったおでんは

汁一滴残らず、完食されました(^^)

みんなが喜んでくれて良かった!



そんな事を今思い出した。

あるブログのお餅の食べ方の話を見て。

私は、しょうゆをつけて海苔で巻くのが定番だけど

愛媛出身の主宰は、砂糖醤油と言っていた。

地域で味付けの違いってあるなぁと。