バンドサウンド | ペンと音楽と太陽と〜My Favorite Things

ペンと音楽と太陽と〜My Favorite Things

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久しぶりに音楽話を。




11歳からギターを始めて、14歳で人前で歌うことを覚えてから早30数年・・・


今でもスタジオに入るときはワクワクします。


特に最近は人間も丸くなり?素直に楽しめるようになってきたところでございます。




10代は一人でギターを抱えて歌うことが多かったのですが


20代以降はバンドスタイルになりました。


ジャンルはブルース、ブルースロック、ハードロックといったところで


70~80年代の洋楽を自分なりにアレンジして楽しく演る。


このスタイルは現在のバンド(13S)も同じです。




White Room


Come Together


Get it On


Cross Road


Rock'n'Roll Hoochie Koo


Helter Skelter


Sunshine Of Your Love


Smoke On The Water




13Sの主なレパートリーです・・・。


「懐かしい!」と思ったあなたは1960年代生まれのはず。




Smoke On The Water なんて高校生の課題曲みたいなもんで


今さら恥ずかしくてできるかいっ!って思ってたのに


歳をとるというのは怖いもので、今では堂々と笑いをとりにいけます。




この頃はレコードジャケットを見つめながら集中して聴くのが音楽鑑賞たるスタイルだったかと・・。


今のようにWebはもちろんPVさえもない時代、音楽雑誌が唯一の情報源。


あとは想像、妄想、推理の世界。


これが自分なりの世界観を創り出すわけですな。




今のようにデジタルだのサンプリングだのそんな音ではなく


間違いなく全メンバーが弾いて歌ってるわけです。


カラオケでみんなが歌える、ではなく「神」のサウンドなのです。


(「チクチクの神」とか「shoppingの神」とかとはチョト違う神です。)




Hotel California のエンディングの切ないギターフレーズや


Black Magic Woman の色気は、まさに神の手造り。


限りなく「神」に近づきたい一心で練習をするギター少年。


今は減っているそうですね~。




楽器ができなくてもミュージシャンになれる時代ですが


取説を読みながら曲を書くなんておっさんには無理です。






最近DVDやテレビで観たライブ。。。




■クイーン


すごく重厚なサウンドのイメージが強いクイーンですが


あらためてライブを観るとそれほど音源が多いわけでなく


ほとんどブライアンメイのギターで厚みを表現してます。


さすが神です。


ポリスのギタリスト、アンディーサマーズもそうですが


「ギターは小さなオーケストラ」と言われるように


まさにオーケストラサウンドをギター1本で表現できる数少ない神ですね。




■ジョニーウィンター


1990年に初来日するはずがチケット発売後中止に。(当然買ってました)


その後なんの音沙汰もなく70歳前にして去年初来日!


衰えた神を観るのはなんとも痛々しく、あらためて全盛期の音を聴きなおしてしまいました。


それでも我が「師匠」を拝めたのはWowow様のおかげです。



■スティーヴィーワンダー


ライブ映像が意外とないこの大御所。


ブルーレイで最新のライブが発売になりさっそくアマゾンで購入。


この人、衰えません。恐ろしいエネルギーをお持ちです。


1985年10月大阪城ホールで泣いたのを思い出しました。






音楽を語ると長くなる習性はなかなか直りません。


また次の機会に。