私がそばにいなくても、
あなたは無条件に愛されていると知ってください。
それを信じる強さを培ってください。
6/30 日本の神様が大祓をする日、私は今まで培ってきた夫婦というもののエネルギーを全て祓った。
私はリーちゃんに2週間ほど前に突然、家を出て一人で暮らしたいと言った。
昨日7/1 新しい家に入居した。
(オーストラリアでは1年以上別居しないと離婚が成立しないため、離婚はしてません。)
とても優しい別れの朝だった。
リーちゃんは私のことが大好きで大好きで、結婚してこの6月で丸15年も経つのに、最低でも週3回は
「ヒロコと結婚できてよかった~❣️」
「君はなんて美しいんだ😍❣️」
とか言っちゃう夫なのだ。
一方で被害者意識が手放せず、いつもいつも同じ悩み同じ文句同じパターンをずっと繰り返している。
私に自分の寂しさを埋めてもらおうとするのがやめられない。
私は同じストーリーの繰り返しに飽き飽きして、「いい加減自分を見なさいよ!」と怒鳴ったりもした。
でも結局、最愛の妻さえいれば彼は幸せだから、本気で変わるモチベーションがないのだ。
私はもう次へ行きたいという欲求が抗えなくなり、
リーちゃんが成長するためにはこれが最良の選択であることもはっきり見えた時、
別々の道を歩くと決めることができた。
そして別れの朝が来た。
いつものように2人でベッドで目を覚まし、リーは言った。
「君を幸せにしてあげられなくて本当にごめん。
本当に愛しているのに、時々忘れちゃうんだ。
君を行かせたくないよ。」
「あなたがいつも心から愛してくれたこと、本当に感謝してるよ。
あなたなら必ず乗り越えられるから。
この経験がたくさんあなたを成長させてくれるから。
私がそばにいると私のことばかり愛しちゃうから、
今度は私を愛したのと同じ分だけ、
自分を愛して。
私を愛するように、自分を愛して。」
自分の寂しさを誰かで目隠しするのではなく、
それもまた愛おしく、受け入れる。
それは、たった一人でやらなければいけないことなのだ。
リーちゃんと出会った時、この人が紛れもなく運命の相手だと分かる証拠があった。
リーちゃんは正式にはリアンダーという名前なのだけど、お母さんがギリシャ神話からつけたそう。
リアンダーは外国のお祭りでアフロディーテの巫女をする女性に恋をした。
巫女なのでそれは秘密にせねばならず、自分の国に帰ってからは毎晩海を泳いでその恋人に会いに行った。
ある冬の嵐の夜も恋人に会うために海へ飛び込むのだが、溺れて死んでしまう。
翌朝、リアンダーの死体が岸に流れ着き、悲しみのあまり恋人も海に身を投げた。
という悲恋の神話なのだけど、
そのリアンダーの恋人の名前は、ヒロ(Hero)というのだ。
盲目に一途に愛する姿が、今世のリーちゃんと全く一緒だ。
Hero and LeanderTate museum
私はリーに言った。
「リアンダーとヒロの神話の話覚えてる?
あなたは私のところに何度も泳いで来て、
そして死んでしまった。
今回は、私がNOと言わなければいけないの。」
今世の私は太平洋の洋をとって洋子(ヒロコ)と名付けられた。
荒波乗り越えなければ愛し合えない恋人ではなく、海そのものなのだ。
「大丈夫だよ。私がOceanだから」
リーは言った。
「 You’re so beautiful 」
淋しくて優しくて、
2人でたくさん泣いて、
わたしたちの神話が癒された。



