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「育ちが良さそう」と言われがちな毒親育ち雅胡です。
人に歴史あり と言われるように
年齢を経るほどに私たちは多くのことを経験し学んでいます。
幸せもたくさん経験しますが、この投稿では
何十年も癒しきれなかった心の奥底にうずく深い傷と、
母子関係の歪みから育ってしまった
面倒くさい感情回路について綴っています。
いままで誰にも話すことのなかった経験を書くことで
私自身の人生のまとめにもしたいなと思います。
そして、毒親に苦しんだ あなたに伝えたい
「幸せを、愛を諦めないで 🌈」
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『調子に乗るな! 毒親の言葉で恋に憶病に』
高校生になると中学時代と違って恋愛が生活の軸になっていることに驚きます。
チビまる子ちゃんのような思考回路だった私には、めくるめく大人の世界~
という感じで、周囲の片思いの様子やイチャイチャするカップルの様子を眺めていました。
そんな私にも高1の夏休みになると初恋がやってきます。
学校一番の人気者だった3年生の先輩からお手紙をもらったことで な学校生活が始まったのです✨
綺麗な文字で書かれた、優しい人柄溢れる内容のそのお手紙に、先輩は差出人を間違えたのでは??と何度も手紙にある私の名前を確認するほどでした。
イケメンでスポーツマン、笑顔が爽やかで心遣いがとっても優しいその先輩とは、
本当に可愛らしいお付き合いをしました。
昨年まで中学生で、全く子どもだった私にはちょうど良い関係だったなぁと思います。
でも、そんなほんわかハッピーな関係も、先輩の卒業式が近づくと、なんとなく この関係も終わるのかな?という不穏な空気に。←私が勝手にそうしたわけです
「えむちゃんの為に第二ボタンは取っておくから取りに来て」と言われたにもかかわらず、先輩を囲んで号泣する女生徒たちに圧倒され、既に1つのボタンもついていない先輩の制服を見て意気消沈し、私は黙って家に帰ってしまいました。
もしかしたら先輩は第二ボタンをポケットにでも入れて取っておいてくれたのかもしれない。
でも、もしそうじゃなかったら?
母に子どもの頃から言われて続けてきた言葉が頭の中をグルグル回ります。
『調子に乗るな!』
『一言多いんだよ!』
『可愛げがない』
「ボタンください、、」
そう言って、図々しいと思われたくない。
調子に乗ってると思われたくない。
先輩と話すことが怖くて、夕方 彼からかかってきた電話に出ることができず、、
そのまま疎遠になってしまいました。
そして、この私の自己肯定感の低さがダメンズウォーカーの始まりとなるのでした。