あたしも人に優しくなる~(ToT)(ToT)(ToT)

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右膝痛のため、オーストラリア戦をベンチで見ていたDF内田篤人(シャルケ)。6-0で勝利したホンジュラス戦に続いて2-1で連勝を飾ったことに対して、「僕が呼ばれる前は、相手も良いチームだったし、結果が付いてこなかった。でも今回は2つこうやって勝った。悪い相手じゃないし、結果が出て良かったと思う」と素直に喜びを口にした。
右SBで先発したDF酒井高徳に対し、「あまり高い位置に行きすぎたり、無理して上がるんじゃなく、低い位置でもらって本田さんに付けて、そこからまた一緒に(コンビネーションプレーを)やればいいんじゃないか」とアドバイスをしたというエピソードも披露した。
これで自身が代表復帰してからは2戦全勝。とりわけ2試合で8得点が入ったことについては、「みんなが点を取りたがっているし、そういう選手が取っている」と頼もしそうな目線だ。
そんな中、内田がポロッと言ったのが、「一人助けてやりたいのがいるけどね……。だれとは言わないよ。元気じゃない顔をしているヤツが一人いる」ということだった。
「ま、ライバルチームだから知ったこっちゃない」と冗談めかしながらも、「見ていて、表情とかプレーとか……」が気になっていたと続ける。
その選手はFW香川真司(ドルトムント)。「ドルトムントで勝っていなかったからね。でもしょうがないかな。ケガ明けだし。そんなに落ち込みすぎることなく、ということに気づけばね。気持ちの面でも核になってくれないとね」
内田としても、香川はなくてはならない存在なのだ。「今はW杯があるわけじゃないし、予選があるわけでもないから、代表選手としてはいいんじゃないかな。(でも)やっぱり、あいつ自身がどうにかしないと」。リスペクトと友情の混じる内田のエールが、背番号10にどう響いていくか。
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●DF内田篤人(シャルケ)
—ベンチで見ていてどうだった?
「ホンジュラス戦もそうだけど、途中から出る選手が結果を出した。どのポジションもだれが出るか分からないくらいにポジション争いがあると思うし、それは監督の狙いでもあると思う。練習を見ていてもアピールしようという雰囲気がある。こうやってチームは底力が上がってくる」
—酒井にアドバイスした?
「聞かれた。外から見ていてどうですかって。あまり高い位置に行きすぎなくても、低い位置でもらって本田さんに当てて、そのあとはまた一緒にやればいいんじゃないと。そんなに相手もガツガツ来なかったし、(酒井)高徳もドイツでやっているからビックリするような相手じゃなかったと思う。無理して上がるんじゃなくて、本田さんに付けていけばいいんじゃないかという話をした」
—得点シーンを見て感じることは?
「みんなが得点を取りたがっているから。本田さんもそうだったし、今ちゃん(今野)も途中から出てきてだし。点を取りたいというヤツが取っているから。一人助けてやりたいのがいるけどね。だれとは言わないよ。元気じゃない顔をしているヤツが一人いる」
—今までの4試合はこれだというものが見えなかったが、今回、このメンバーで一発回答した。前のチームからいいものは残していくべきという思いは?
「ザックさんのときのメンバーが戻ってきたら、アギーレさんの色がなくなっちゃうのかという雰囲気があったけど、俺は全然そう思わない。今までやってきたことを一回ぶった切ってしまう意味が分からない。どんどんつなげていけばいいことなんだから。すごい良いことだと思う。つながっているんだから。ぶった切る必要はない」
—つながることで、太く大きくできる?
「うん。でないと、何の4年間だったのかとなっちゃうよね。どっちがいいとかじゃない。若手を使えば、アギーレ色なのか。そうじゃない。つながることはいいんじゃないかな」
—岡田さんからザックさんのときもそうだった?
「それもそうかもしれない。ここからどう監督がやっていくかは知らないけど」
—代表に来てやっぱり良かった?
「シャルケが言いたいことも分かるし、それはお互い分かっていることだから。俺がどうこうじゃない。上で決めてもらいたい話。あとはそれに体が付いていけばいいことだし。他の人より試合は多いかもしれないけど、タフな選手にならなければいけないと思いますけどね。選手としては幸せだと思います。ま、一人だけ助けてあげたい。ライバルチームだから知ったこっちゃないけど(笑)」
—10番ですね。合宿中に話をした?
「特に話はしないけど、表情とかプレーを見ていて。チームで勝っていなかったからね、ドルトムントで。でもしょうがないかな。ケガ明けだし。そんなに落ち込みすぎることなく、ということに気づけばね」
—ネガティブになっている?
「どうかな。本人に聞かないと分からないけど。そういう気持ちの面でも核になってくれないとね」
—なってほしい存在?
「自分自身がどうにかしないと。でも今はW杯があるわけじゃないし、予選があるわけでもないし、いいんじゃないかな。代表としてはね」
—壁を越えないといけない?
「いや、ケガ明けなだけだと思うよ。俺もそうだったし」
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「年齢(26歳)も上の方になってきたので、普通にやります」。合宿初日に思いを聞かれ、伏し目がちに答えた。照れ屋の内田が「普通」と口にする時、それは決まって「ベストを尽くす」ことを意味する。
ピッチ内外で雰囲気づくりに心を砕いた。5歳下のDF昌子に開口一番、「おっ、やっと(代表に)来たか」。代表歴が浅い古巣・鹿島の後輩の気持ちをほぐした。練習でFW本田(ACミラン)が球扱いにもたつけば、尻をたたくように「(本田)ケースケッ」と叫んで場を盛り上げた。
6―0と大勝した14日のホンジュラス戦。その本田が前線に残って逆襲から決めた得点を、陰で支えた。「得点場面の前に下がろうとしたので『下がるな』と手で追い払った。守備の負担は僕が引き受けるからって」。本田も「誰もが認める経験が、篤人にはある。チームがパワーアップする」と復帰を喜ぶ。
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「(久しぶりの代表は)普通」
(本田について)後ろから見ている分にはアシストを含めて、良い選手だなと思いました。(準備期間が少ない中で合わせられるのは経験のなせるわざ?)グラウンドの中に入って、やってみなければ分からない部分もあるし、相手あってのことですから。相手の出足を封じて、点も早く取れましたし、いいリズムでできた部分もあります。何年も代表でやらせてもらって、急に集まってもというのはありますけれど、今の選手たちもすごい力はあると思います。
(久しぶりの代表は)普通です。(4年後のW杯へのモチベーションは?)今まで通りコツコツとやりたいです。(ドクターとはどういう話を?)膝が慢性化というか、W杯の前から痛い。監督にも無理だったらサインを出してくれと言われました。でもハーフタイムに「40分行けば?」と言われて(笑)。僕も無理っていうサインを出そうとは思っていなかったので。今は別に大丈夫ですけれど、明日、明後日とリバウンドがなければいいです。W杯の時もそうでしたけれど、治療、ケアもしっかりしてやりたいなと思います。
(後半の時間帯でオーバーラップして行ったが)監督が変わったばかりだし、ちょっとやった方がいいかなと(笑)。(改めてサイドバックのチームへの貢献をどう考えているか?)僕のプレースタイルとしては、縦にガンガン行くのも1つだとは思いますけれど、ゲームを組み立てて、パスをつないで、周りのコンビネーションを見ながら配球していくというのも大事な仕事だと思っています。前はボールを欲しがる選手が多いですし、トップ下、両サイドにドリブルが得意な選手もいるし、一所懸命ボールを追いかけてくれる選手もいるので、ボランチやCBだけに頼るのではなくて、サイドからもボールを散らしながら、いいパスを(出したい)。最初の一発のパス、「おお!」っていうパスを出していきたいですね。
















