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1月3日のホッフェンハイム戦でドイツ での初ゴールを決めた内田篤人だが、その 直後6日、チャンピオンズリーグのアーセ ナル戦で右太もも裏の肉離れを起こしてし まう。
当初は「ほぼ前回と同じ場所」と説明し たが、詳しく聞いてみると同じ右太もも裏 ではあるが少々位置がずれているのだとい う。全く同じ部位ではないとはいえ、再発 の多い筋肉系のケガだから用心にこしたこ とはない。
実は21日のチャンピオンズリーグ、オリ ンピアコス戦前には、すでに実戦練習にも 復帰していたそうだ。指揮官から状態を打 診され、自ら「90分は厳しい」と申し出た のだと言う。「大事な試合だから出たかっ たけど......」と、苦しい判断だった。
体が動いただけに、試合をすることへの 渇望感は高まっていたのだろう。24日のフ ランクフルト戦で先発復帰した内田はとて も嬉しそうだった。入場すると相手選手と 握手を交わし、そして先発メンバーで円陣 を組み気合いを入れる。スタンドから「内 田おかえり」というちょっとしたコールの ようなものがかかると、軽いステップで走 り寄り、拍手で応えた。対面する相手は今 季すっかりフランクフルトの顔となった乾 貴士だった。
3日前のチャンピオンズリーグの疲れが 残るのか。シャルケの動きは少々鈍い。対 照的にフランクフルトは前半から畳み掛け るのが身上。ボランチの配球から、前線が 巧みに入れ替わりながら、流動的にゴール に迫る。
だが、先制点はシャルケだった。12分、 ドラクスラーとホルトビーがプレスに行き ボールをカットすると、そのままホルト ビーがゴール前に仕掛けていく。前線に走 るフンテラールへパスを通すと、フンテ ラールはディフェンダーの間から、冷静に シュートを放ちネットを揺らした。
しかしその直後の14分、シャルケは隙を 見せてしまう。フランクフルトの左サイド からの攻撃を一旦遅らせ、守りを固めたか に見えたが、左サイドバックのオツィプカ がアーリークロスを挙げる。これがゴール 前でフリーになっていたアイグナーの頭に ピンポイントで合い、同点弾となった。
乾は前半のうちに見せ場を二つ作った。 ひとつは21分、中央に自分で仕掛けてい き、相手をかわしペナルティエリアに侵入 したものの、倒されてしまったシーン。
「抜けたのはまぐれだったけど、そのあと 倒されてしまって。ファウルじゃないって いうならファウルじゃないんだろうけど、 悔しいです」と、振りかえった。
もうひとつは前半終了直前の42分。左サ イドから中央へ少し仕掛けたところからの 乾のスルーパスにアイグナーが反応する が、シュートはGKに阻まれた。
どちらも乾らしさが光るプレイだった。 一時は不調に陥っていた乾だが、だいぶ復 調しているようだ。内田はこの日の乾を冗 談まじりに称えた。
「どうしてもオレがつかめないところに下 りていって、スルーパスをだしたりする。 セレッソ出身の選手はボールをもらう場所 がいやらしいですね。香川、清武、乾...... と。(チェックに)行ってもいいんだけ ど、そうするとサイドバックが上がってき ちゃうんで僕がつききれないというか。一 個引いてもらいながら、というの(が乾の プレイ)ですね」
一方の内田も復帰戦としては上々という ところだろう。味方との連係でサイドの縦 の攻撃は封じた。
「ボランチも来てくれてたから、中に行か せれば大丈夫だと思ったんだけど、思った よりも相手にやられた。もう少し連係がよ くなればなと思う。個人的にはどんどん良 くなっていきそうな感じ。まあ、勝てれば 良かったけどね」
結果は1-1のドロー。だが表情の明る さが、満足度を物語っていた。
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ドイツ各メディアが、ブンデスリーガ第 13節の採点を発表した。
シュトゥットガルトの日本代表DF酒井高 徳(vsフライブルク、0-3で敗戦)に対 し、ドイツ紙『Stuttgarter Zeitung』は、 「3」と及第点をつけ、「調子の悪いシュ トゥットガルトの選手の中では、よいプ レーを見せた選手のひとりに数えられる。 とはいえ、攻撃面で右サイドバックの選手 として精度の高いクロスで試合にアクセン トをつけるということはできず」と寸評し ている。
また同じくシュトゥットガルトの日本代 表FW岡崎慎司には「4」を与え、「ヨー ロッパリーグで圧勝の夜とフライブルクで の失態との間で、もっとも差が激しかった のが、ブカレストで2ゴールを決めた選手 だった。岡崎は1対1の場面で競り勝つこと は皆無だった。さらに、この日本人選手 は、フライブルクのゴール手前5メートル の位置でクリスティアン・ゲントナーから いいパスを受けた最大のチャンスでも決め られなかった」と厳しく評している。
レヴァークーゼン所属の日本代表MF細貝 萌(vsホッフェンハイム、2-1で勝利)に 対しては、ドイツ紙『Rheinische Post』が 「3」をつけ、「遅くても前節のシャルケ 戦以来、彼が愛される理由が見えた。あら ゆる場面で挑み、力を傾けているからだ」 と細貝の働きを評価。一方、ドイツ紙 『Koelner Stadt Anzeiger』は「4」を与 え、「逆サイドのダニエル・カルバハルほ どは良くなかった。とりわけ、この小さな 日本人のいるサイドでホッフェンハイムが チャンスをつくった」と対照的な寸評をし ている。
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サッカーのドイツ・ブンデスリーガ 第13節が24日に行われ、内田篤人 が所属するシャルケ04は、ホームで フランクフルトと対戦し、1-1で引 き分けた。6日のチャンピオンズリー グ(CL)アーセナル戦で負傷した内 田はこの試合で復帰し先発フル出場を 果たした。
以下は、内田(シャルケ)のコメン ト。
「思ったより体力は落ちてなかった。 練習はしっかりやってたので。(練習はいつから?)結構早くやって いました。昨季のけがよりは軽かったから早くできるけどドクター が早いからちょっと待てと。予定の3週間より早くいけたんですけ ど(前回のけがと)同じところなので、ちょっと待て、ちょっと待て といいながら今日になりました。
(やっててどう?)コンビネーションがどうしても…。もうひとつう まくいける時があったんですけど、やってればうまくいくと思いま す。
(乾について)どうしてもおれが掴めないところに降りていって、 スルーパスとかね。セレッソ(大阪)出身の選手はボールをもらう 場所がやらしいですね。香川(真司)、清武(弘嗣)と。行ってもい いんだけど、そうするとサイドバックが上がってきちゃうんで僕が 付ききれないというか。ひとつ引いてもらいながらというのがコツ ですね。
(先発はいつ決まった?)事前には何も言われてないし、ミーティン グで名前が出るまでどうなるかなと思ってた。雰囲気的には感じて たけど。(終わってみて)まあ勝てれば良かったですけどね。ゴール 前に人数もかけれたので次につなげる、試合はまだたくさんありま すから」
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途中交代の乾「後半は特にボールに触れなかった」
サッカーのドイツ・ブンデスリーガ第13節が24日に行われ、 乾貴士が所属するフランクフルトは、アウエーでシャルケ04と対 戦し、1-1で引き分けた。乾は先発出場し、後半39分にピッチを 後にした。
以下は、乾(フランクフルト)のコメント。
「(疲れた?)疲れましたね。(どういう意味で?)体力的にも疲れ ましたね。ファルファンが相手でウッチー(内田篤人)も上がってく るんで厳しかったですけど。
(自分のプレーを振り返って)良くなかったですね。後半は特にボー ルに触れなかったし。チームとしても良くなかったですけど、相手 は強いチームなので仕方ないかなと思います。けれど後半もしっか りともっと良いサッカーができれば上にいけると思うので、連戦が 続くんでしっかりやっていきたいです。
(シャルケ相手に勝ち点1は悪くないが?)でもおれらは勝ち点も 並んでたし、そういう思い(勝ち点1で良い)でやってなくて、勝 てると思って(試合に)入ったんで。まあ失点の仕方は悪かったで すけど。すぐ追いついて互角の勝負はできたと思いますが後半は ちょっと…。
(なんで後半はあんなに落ちたのか?)まあ、うーん、なんですか ね? よくわからないですけど。
(体力的に疲れたという事だが)試合があるのはうれしいんで。練 習は好きじゃないし、試合を多くやれるのは自分にとって良いと思 うんです。(前半惜しいシュートチャンスがあったが?)あ、あれ ね。抜けたのはまぐれなんですけど、その後は多分ファウルだと思 います。まあ、でもファウルじゃないって言われたら仕方ないです ね。悔しいです」









