アルゼンチンときいて
私は真っ先にリオネル・メッシを思いだす。
今でこそ、日本のサッカー界も世界で互角に戦えるようになり
歌いながら普通に観ていられるが
ちょっと前までは
パスもまともにつながらないような
それはそれはひどいものだった。
とてもシラフでは観ていられない。
酒を飲んでも寒気がする。
もう嫌だ。
そこで気持ちをスイッチしてたどり着いたのが
アルゼンチンのメッシ!
私は脚が速いってだけで一目惚れをするタイプなので
黄色いお肌はダメなのかー?みたいな消化不良を
まわりまわって栄養にしてくれた絶好の選手だった。


アルゼンチンのレプリカシャツを持っている。
通気性がよくて夏にピッタリ!
スカスカしすぎて中身が見えそう。
時々、それを着て平然とコンビニに行く。
普通、そんな水色縦縞なシフはいない。
バルセロナのシャツもある。
それを着て息子の野球の応援に行った。
案の定、激怒された。

でも、しちゃう。メッシが好きだから。

普通が一番と言うけれど
普通に買うと面白くないのが競馬の馬券!

明日のアルゼンチン共和国杯は
3歳のお子さまを除いて
年代別にメンツがそろった。
ここでも4歳がやや多めで猛威を振るう。
しかし
この手の重賞は
ベテラン勢に勝ってもらわないと
まったくもって面白くないので
私はオウケンブルースリから行く。

なんたって浜中俊。
若きリーディングジョッキー。

セスナ機みたいにのん気に空を飛んでいた
エイシンフラッシュを
F-22にマイナーチェンジさせたミルコ・デムーロ。
デンジャー・ゾーンが聴こえてくるようだった。

浜中騎手にはミルコ同様に
オウケンをブルースリ―に進化させてほしい。
あんた、本当は強いんでしょ?そうでしょ?

7歳。

いやいや、まだまだ。
8歳でバンバン走ったカンパニー先生が
競馬史の中から微笑んでらっしゃいますよ~。
ありがたや~、ありがたや。

先生と言えば
トウカイトリック先生も出走。
10歳になってしまった先生だが
間違っても大負けしないところが本当にご立派!
今回も
「我こそがセンターだ」とした中心着順になる予感。

ギュスターヴクライと
ルルーシュが人気を分けあっている。
ジャンケンでもしてもらおうか。

ギュスターは
阪神大賞典での好走が人気の起爆剤になっているが
あれはオルフェーヴルが「あんなこと」さえしなければ
笑いながら勝てたレース。
まともにやりあっていたら
オルフェはギュスターを
数馬身置いてけぼりにして
ぶっちぎりで勝っていただろう。
前走の京都大賞典3着の結果は
どこか「やっぱりね」感があるので
ここは抑えまで。わー、言っちゃった。

一方ルルーシュは
長い所でも勝っているが
やっぱり1800mくらいが得意そう。
東京の2500mは最後まで脚が残るだろうか?


私のファンタジー馬券は
◎オウケンブルースリ
〇ムスカテール
▲マイネルキッツ
△ギュスターヴクライで。

今夜、日ハムが負けて巨人が日本一になった。

そもそも日本シリーズで
日ハムなんかが出てきちゃうなんて
10年前なら考えられなかったこと(なんて失礼なw)

けれど今では巨人軍の胸を借りて
日本一を争うまでのチームになった。
4-3。ボロ負けしたわけでもないし
立派なもんです。
ありがとう。

北海道は
津軽海峡という見えない国境がありながらも
ついこの間まで巨人ファンが人口のほとんど占める
ラビット王国だったが
いつの間にか日本ハムがやってきて
道民はあっさりと受け入れを公式表明。

ころころと七色に変わる不思議大陸北海道民は
ちょっと節操がないんじゃないのー?なんて言われがちだけど
来るものは拒まないどころか
何か来ると、とても嬉しくなっちゃうタイプ。

それはきっと
中央から遠く離れているんだという自覚と
「こんなところまで、よく来てくださいました」という
感謝の気持ちから。

「生まれてみたら、北の果てだった」

「見渡せば、何もなかった」

「広すぎて、どう集まっていいのかわからない」

そんな寂しさを隙間なく埋めてくれる
大切な球団。
それが
北海道日本ハムファイターズなのです。

お疲れさまでした!
さっさと帰ってきてねー!