児童相談所にて | うみへいく
あー……。

寝ようと思ったけど寝られん。



隣のソファで福祉士さんと小学校高学年くらいの男の子が話し込んでいるのが聞こえてしまう。


涙出そう。


さっきのヒステリック女性の子供みたい。

どうやらここに保護されているようです。

でも帰れないみたい。



【家に帰りたいって言うてんねん!】

って叫んで、ソファを小さな手でバンバン叩いてるショボーン

福祉士さんは静かに話を続けてる。

【まだ帰られへんの。まだ無理なのよ】

でも子供は叫ぶ。

【帰りたいねんて!なんで!なんで?】

そして涙を流してる。
手に持ってた本を読むふりをしてぱらぱらめくるけどあれは読んでない。

鼻をすすってる音がする。


福祉士さんが一生懸命状況を説明してる。


男の子は黙ったり怒ったり泣いたり……。



ああ、なんて胸が痛いんだろうショボーンアセアセ



一時保護で離されるってこういうことなんだ。


【なんで俺ばっかり我慢せなならんの!】

怒りに声を震わせてる。
舌打ちしてる。



この男の子とお母さんと学校と、どんないきさつがあって一時保護になったのかは全くわからない。

ただ、ただ、この子のすすり泣く声と怒りに震える声が、私の胸を貫くショボーン



子供のことはほんとに辛いなぁぐすん