こんにちは!
ぐらつきやすい感情を下支えするサポーター💚
エモサポのけいこです^^
以前の私は、
生きづらさを感じやすい母でした。
子どもに手がかかることもありますが、子育てがうまくいかない理由は、子どもの育てにくさだけではなく、自分自身の特性や感覚の過敏さが影響しているのではないかと気づいたのです。
例えば、人との会話で『どう反応すればいいか分からない』と感じることが多くありました。また、社交的な場が苦手で、孤立感を感じやすい自分に気がついていました。
そんな中、娘を通して自閉スペクトラム症について詳しく知り自身のこれまでの経験から「これは私だ」と感じたのです。
ところがその後、発達科学、心理学を学ぶ中で、境界性パーソナリティ障害(以下、BPD)の特性にも当てはまる部分があることに気づき、自己イメージがグラグラと揺れ動く経験をしました。
◯コミュニケーションが難しいと感じる理由
人との会話や社交的な場で「どう反応すればいいか分からない」と感じるのは、ASDやBPDを含むさまざまな特性に共通する課題です。それぞれの特性には、コミュニケーションに対する独自の困難さがあります。
◯ASDにおけるコミュニケーションの特徴
•非言語的なサインの理解が難しい
ASDの特性を持つ人は、表情や声のトーン、間の取り方などの「暗黙のルール」を捉えるのが難しいことがあります。そのため、相手の感情や意図を正確に読み取れず、会話中にどう反応すべきか迷うことが多くなります。
または、反対に空気を読みすぎることもあり、その場合は、自分の思い込みで相手の感情や意図を解釈し、本当の意味を取り違えていることがあります。
•具体的・直接的な表現を好む
比喩や曖昧な表現が苦手な場合があり、意図せず誤解を生むことがあります。また、相手が何を求めているのかを察するのが難しいため、会話のテンポがずれることもあります。
◯BPDにおけるコミュニケーションの特徴
•感情が強く反応しすぎる
他者の言葉や態度に敏感で、「見捨てられるのでは」という恐怖が突然湧き上がることがあります。その結果、相手に対して過剰な期待を抱いたり、急に距離を取ろうとしてしまうなど、人間関係が不安定になりやすいです。
•自己イメージの不安定さが影響する
自分の価値や立ち位置が分からなくなるため、「相手にどう接するべきか」が常に揺らぎやすいです。これが結果的に、相手との距離感をつかみにくくする要因になります。
◯「どう反応すればいいか分からない」と感じる場面
日常生活の中で、以下のような場面で特に難しさを感じることがあります。
•挨拶や雑談
相手に話しかけるタイミングや、話をどこで終えるべきかが分からない。沈黙が怖くて焦ってしまう。
•感情的な会話
ASDの場合、相手の感情にどう共感すればよいのか分からず、的外れな反応をしてしまうと感じることがあります。BPDの場合、相手の感情に巻き込まれすぎて、自分が疲弊してしまうこともあります。
•グループでの会話
グループ内での会話のテンポについていけず、話題が変わるときに取り残されてしまう。誰に話しかけてよいか分からない。
•褒められる・叱られる
褒められたときにどう返事をするのか、叱られたときにどう対応するのかが分からず、動揺してしまう。
3. 孤立感を感じやすい理由
コミュニケーションの難しさから、社交的な場や人間関係に対して不安を抱えることが多くなり、結果として孤立感を感じやすくなります。
ASDの場合
人付き合いにおける「ルール」が分からないため、無意識に他者から距離を置かれることがあります。自分としては誠実に接しているつもりでも、相手に誤解されてしまうことが孤立の原因になります。
BPDの場合
他者との関係において「近づきすぎる」か「遠ざけすぎる」かの極端な行動をとりがちで、それが周囲の人に負担をかけてしまうことがあります。自分の行動を後から後悔することでさらに孤立感が深まることもあります。
コミュニケーションが難しいと感じる理由をお伝えしました。次回は、コミュニケーションを楽にするための方法についてお伝えしますね!では^^
今日も最後まで
お読みいただきありがとうございます^^