こんにちは!
ぐらつきやすい感情を下支えするサポーター💚
エモサポのけいこです^^
今日から繊細な感覚、
感覚過敏についてお話してみます。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです^^
2年前の私は、
生きづらさを感じずにはいられない
人間でした。
子どもに手がかかることも確かにありますが、子育てがうまくいかない理由は、子どもの育てにくさだけではなく、自分自身の特性や感覚の過敏さが影響しているのではないかと気づいたのです。
例えば、洋服のタグや毛糸のチクチクが気になったり、匂いに敏感で小豆を炊いた匂いがダメだったり、人混みで極端に疲れてしまったり……。
これらの特性が原因で「根性がない」と言われ、自分でも「迷惑をかけている」と思い込んでいました。そんな中、4年前にHSP(Highly Sensitive Person)の概念を知り、「これが私だ!」とピンときたんです。
ところがその後、発達科学や心理学を学ぶ中で、ASD(自閉スペクトラム症)や境界性パーソナリティ障害(BPD)の特性にも当てはまる部分があることに気づき、自己イメージがグラグラと揺れ動く経験をしました。
でも今では、感覚過敏という特性とどう向き合えばいいのか、少しずつ分かるようになってきました。
今日は、そんな私の経験をもとに「感覚過敏」をテーマにお話ししていきますね。
◯感覚過敏とは?
感覚過敏とは、周囲の刺激に対して人一倍敏感に反応してしまう状態を指します。
例えば、普通なら気にならない生活音や光、人の話し声が、まるで耳元で大音量で鳴り響くように感じられたり、強い光に圧倒されて目を閉じたくなることがあります。
この状態は、ASD(自閉スペクトラム症)やHSP(Highly Sensitive Person)の特性としてよく見られるほか、ストレスや疲労が溜まったときにも現れることがあります。
◯具体的な特徴
•音:ドアの開閉音、冷蔵庫のモーター音、人の足音など、背景音として流れている音が耳障りに感じられる。
•光:蛍光灯のちらつきやスマホの明るい画面が目に負担をかける。
•触覚:衣服のタグや布地の質感が肌に不快感を与える。
•匂い:他の人が気づかないような微かな匂いでも強く感じてしまい、不快になる。
感覚過敏は日常生活に大きな影響を及ぼし、ときに「普通の生活すら負担」と感じさせることがあります。
◯なぜ感覚過敏が起こるのか?
感覚過敏の原因は、脳が外部からの刺激を「過剰に処理している」ためだと考えられています。本来であれば必要のない情報を無意識にフィルタリングする機能が働かず、あらゆる刺激がそのまま脳に流れ込んでしまうのです。
•ASD(自閉スペクトラム症)の場合
感覚処理が通常よりも鋭敏で、刺激を「調整する力」が弱いことがあります。その結果、特定の音や光、触感に対して強い不快感を抱きやすくなります。
•HSP(Highly Sensitive Person)の場合
繊細な神経システムが刺激に敏感に反応し、普通の人が気づかないような微細な変化にも強く影響されます。
•ストレスや疲労の場合
精神的・身体的に疲れているときは、感覚過敏の症状が一時的に強まることがあります。特に長期間ストレスを受け続けた場合、感覚が過剰に働きやすくなります。
感覚過敏は、日常生活を大きく左右する特性です。これまで無理をして、自分の感じ方に自信を持てなくなっていることもありますが、どうかご自身の感じ方に自信を持って、その感覚を大切に扱って欲しいと思っています。^^
次回は感覚過敏で「心がパンクする」ような状況になったりする心理的・身体的な影響について、お話ししますね。お楽しみに![]()
本日も最後までお読みいただきありがとうございます^^