こんにちは!
ネガティブを感じやすくぐらつきやすい心を下支えする
エモーションサポーターのけいこです!
今日のこころの天気はいかがですか?^^
私は、ここちよい曇り空です♡
今回は、子育て中のお母さんたちはみな、
ケアギバーだよという話をしたいと思います。
ケアギバーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ケアギバー(ケアラー)とは、英語で“caregiver”と書き、
日常生活の中で「誰かを支えている人」のことを指します。
日本語の「介護者」と似ていますが、
ケアギバーは家族や友人など
非公式なケア提供者も含む広範な概念です。
ケアギバーの役割は多岐にわたり、
介護や看病だけでなく「お世話」や「気遣い」も含まれます。
さらにケアの対象者も高齢者、身体的または精神的な障害を持つ人、
重い病気を抱える人などさまざまな事情の人を含みます。
たとえば、
子育てをするお母さん、目の離せない家族の見守りをしている人、
悩みを抱えた友人のことを気にかけている人などは
ケアギバーに該当します。
参考:ケアラーとは|一般社団法人 日本ケアラー連盟
ケアギバーが抱えやすい「共感疲労」
苦しんでいる人の気持ちに共感すると、
相手に圧倒されたり飲み込まれたりして
心が痛むことってありませんか?
これは「共感疲労」とばれるものです。
人とつながっているからこその痛みだと考えることができます。
共感疲労が発生するプロセスを科学的に説明するときに
重要なキーワードとなるのが「ミラーニューロン」です。
ミラーニューロンは脳内に存在する神経細胞で、
他者の体験を自分の身体で知覚するためのものです。
たとえば、自分の身近な人が不機嫌な場合、
その人の表情や声のトーンや瞬きの回数に至るまで、
私たちはあらゆる情報を無意識に知覚しています。
この際に活性化しているのがミラーニューロンであり、
相手のネガティブな感情が自分にも伝染します。
すると自分の暗い気持ちをまた相手が受け取り、
負のスパイラルが起こることになります。
これはケアギビングでよく見られるシチュエーションなのです。
参考:感情の伝染とメンタルヘルス|医療法人社団 平成医会
毎日子育てをするお母さん、または、目の離せない家族の見守りで
疲れたと感じるのは当たり前で愛情不足などではありません。
ケアギバーとして疲労しているだけなのです。
疲れすぎてしまったり、流されてしまう場合は、
境界線がうまく引けていない、または、境界線を持っていない
ってことが多いのです。
日常の会話の中で、どうやって境界線を引くかは
また別の機会に書きますね^^
ケアギバーこそ、自分の幸せに敏感であってほしいし
自分自身を大切にしてほしいと私は思っています^^
今日も最後までお読みいただきありがとうございます^^