美香は、おととい制服を汚してしまい、

代えの制服を身にまとい自分のデスクに向かい

鴨志田と会話を交わすこともなく

朝のミーティングを受けた、昨日のプレゼンはどうやら鴨志田がとちってしまい

失敗に終わったらしい、美香は仕方がない事だと思ったなぜなら自分に

あんな恥辱をしたのだから失敗して当たり前だと思ったからだ。

ミーティングが終わり、美香は自分のPCのアウトルックを開いた。


美香は、自分の目を疑った送信相手は鴨志田だ

添付ファイルを開いてみるなんと・・・

おとといの夜中の恥辱、あられもない姿で

デスクの上で横たわり、放心状態の美香を

鴨志田が自分の携帯電話のカメラで収めたものだった。

そして、メールの文面にはこう書いてある


中西君、おはよう

おとといの夜はありがとう

楽しい夜を過ごさせてもらったよ

鴨志田

と書いてあった。


美香は、後ろを誰かが通るかと思い、必至な思いで

アウトルックを閉じた。

美香は自身の身体の体温の上昇を感じた。

その時である、内線電話が鳴る

トゥルル トゥルル

美香は受話器を取った。

電話の相手は鴨志田だ、「中西君、見てくれたか?」

「・・・」黙り込む美香に鴨志田は続けた、「今日も君にして欲しい仕事があるんだ」

「君に課長として命令だ今日就業後、会社に残れ」

そういい残すと電話が切れた。