なう。にも書いていましたが
京極夏彦さんの「数えずの井戸」読んでました。
・・・というか、
とっくに読了していたんですが。
(読み始めたらものすごく早いんです)
戻って来れなくなってました。
読むのに覚悟が必要な作家さん。
ていうのは
「世界に引き込んでしまう作家さん」のことです。
何人かいらっしゃるんですけど、
なんというか、
読み始めたら
その世界に入り込んでしまって、
読み終わって10日以上過ぎているのに
未だ居座ってる。
どれだけ他の本を読んでも、
面白いDVDを見ても
何をしても
なんか虚ろな部分がある。
もちろん、本気で楽しいし、美味しい。
だけど、何か「足りない」んですよね。
困ったもんだ。
本には色々な読み方があるんですが、
私の場合は小説だと大抵の場合は
主人公に意識を合わせるようです。
だから、主人公が合わない性質だと
読むのにものすごく苦労する。
翻訳本が苦手なのもその辺が原因かな?
だけど、
何人かの小説家さんの作品は
キャラクター目線じゃなくて
あらゆる角度から世界を眺められるのね。
風景や色、形、触感、匂いまでも
本を読みながら目の前に(脳内)再現されていく。
キャラクターの声と顔立ちが分からないくらいです。
表情とか声音とかしゃべり方は分かるんだけど、わかんない。
微妙、でしょ。
少ないんですけど、
そういう本を読んでいる最中は
本当に本の世界に入ってます。
この感覚は久しぶりすぎて、
心地よかったんだけど、
10日は長すぎたみたい。
ちょっと、しんどくなってきた。
なんか隙間に入れるものを探しながら、
吐き出してみる。