部屋にたどりつくと

全身の痛みが 吹き出した
手と爪先が 冷えきっている
街を歩きまくった
占い師に 手相を見てもらった

僕には泣く甘さすらも 許されていない
コンクリートジャングルに吹き荒れる
鋼鉄の嵐の中を 歩きまわるだけ
実に苦しい人生だ
めったに幸せを感じることはない

京都で出会った あの娘は
僕を見て 笑顔をみせた
少し 話した
僕の発した言葉で 笑った
彼女の笑顔が 人間の残酷な法則によって
消されてしまわないことを強く願う

僕は たまに沈滞する
たまに 進む
最近は 常に進みたいと願っている
沈滞は 衰退である


1.20.2016